容姿・経歴・その他メモ

「オレは御闘正人……お前か？　オレ差し置いて最強とか言ってんのはよ」
「別に。オレより弱いやつとかどーでもいい。味方だろうが敵だろうがな」
「オレが勝つまで勝負は終わらねぇんだよこの死にぞこないザコが！」

【基本情報】
FHだった頃の都築京香が指名した最後のマスターレイス。
最近まで噂程度に囁かれていた存在だが、今回の事件の直前の時期に突如現れた。
現在は強いとされるオーヴァードやジャームを倒して回っている。
今のところ最強を自称したジャームが彼の被害に遭って死亡するに留まってはいるが……。

基本的に自身が最強であることにしか興味がない。そしてそれを示せない世界を心底嫌っている。
彼にとっての最強とはどんな相手だろうと力でねじ伏せ勝てること。それ以外に意味はない。

強い敵の情報を知ると嬉々として調べて倒しにいく。自分の方が強いと証明できるまで戦い続け、相手が折れないのなら殺すことも厭わない。
特に最強を名乗った奴がいようものならその場で戦闘を始めるレベル。
なお彼の強さを認める人間に対しては無駄に危害を加えることはない。強さを褒められるのも満更ではない。

【経歴】
元々はアダムカドモンの子供達の失敗作とされたオーヴァード。本来なら廃棄されるところを都筑京香に拾われた。
そしてこれまであるFHセル内で仮死状態のまま保管、レネゲイドの強化措置を施されていた。
都築京香には「目を覚ました頃には世界が変貌している。その時にマスターレイスとして力を振るえ」というようなことを言われていた。
だが目を覚ました時、彼にとっての世界は変わってはいなかった。UGNに秘匿されたままのレネゲイド。UGNにしてやられ続けるFH。そしてただ混乱だけを引き起こすだけの第三勢力。全てが変わっていない。彼は怒り、まずは己の存在を力で示すことを始める。

なお目覚めた時、保管を行っていたセルをそのまま乗っ取り活動拠点としている。
彼を無理やり制御しようとした人間は全員死んだが、残りのメンバーとは利害関係の一致でそこそこうまくやっている。

【能力】
外部から見た彼の能力は謎に包まれている。
強大な戦力を有している以外の情報にまとまりがないのだ。
あるUGNエージェントは無限の生命力で立ち上がる彼を逃した。
あるFHエージェントはジャームの群を一掃したのを止められなかった。
あるゼノス構成員は強力な神経毒による攻撃で苦しめられた。
そしてマスターレイスを名乗ることから、様々な憶測が立てられている状態だ。

して、その特性は人間のキュマイラであり、人間のまま人間を凌駕するエグザイルだ。
彼のレネゲイドはある種かなり原始的なものである。
攻撃性と成長性に特化しており、何かを破壊する・殺害することについては実際に最強クラス。
それに加えて他人の能力を模倣し自分のものとして利用する特性がある。これはウロボロスのレネゲイドを喰らう能力とは違い、己のレネゲイドを成長させることで再現しているものである。
また学も常識もないが戦闘面での頭の回転はめっぽう速い。厄介とされる理由の一つでもある。

【データコンセプト】
高火力をラウンド複数回ぶつけることで、クライマックスでラウンドダメージ100超えを安定して出す。
ただしあくまでもオーヴァード・人間としての最強を表現するために、どんな場面でも機能できる狡猾さとバックトラック帰還のためのケアも同時に行う。
硬直等を避けるためのバステ回復、移動タイミングが柔軟なイニシアチブ移動、カバーリングエフェクトや細かい妨害を封じるためのオート無効、予測を崩す動きをするためのエフェクトコピーなど、補助も豊富。
御闘を無理やり止めるのなら制限系エフェクトやエネミーエフェクトを切る必要が生じる程度には止まりにくくしてある。
侵蝕値はクライマックスフェイズ120%超えを理想としており、高コストエフェクトはシーン継続もしくは単発、ラウンドで打つエフェクトは可能な限り低コストでまとめることでバックトラックに対応。
メモリーも加味すると２ラウンドならいい確率で帰ってこられる。３ラウンドでも五分五分。

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