今日も今日とて乙女は歩く　己の認める伴侶を求め

髪

深紅

瞳

深紅

肌

白め

異名

兄弟殺し(フラトリサイド)、一族殺し(クラン・マーダラー)、棘纏う薔薇(スパイキー・ローズ)

OUTLINE

・強い人（多義）に惚れる元メキシカンマフィア
・ヤクザに憧れており、仁義を尊ぶ義理堅い女
・米国式の司法取引をしている身であり、任務外では拘禁されている

PERSONALITY, PROFILE

小さい頃から日本のやくざに憧れて育ってきたため、仁義を通す義理堅い性格。
そのため、元筋者となった自分を引き取ってくれたUGNにはとても忠実。
逆に、仁義もへったくれもないFHに対してはあまり良い印象を持たない。

自分のいたマフィアを鏖殺し、UGN支部やFHセルをひとまとめに無力化した
過去を持つことから危なっかしい印象を受けるかもしれないが
漫画の悪役のように己の力をそう易々と振るって人を殺すようなクレイジーさはない。
むしろ力というものは必要に応じて振るうものだという意識がある。

また、伴侶となる運命の相手を探しているロマンチスト。
強い者には性別を問わず惚れる。
あらゆる軸での強さを評価するため、支援系などで
目に見えてわかりやすいパワーがないタイプだとしても魅力的だと
とらえるため、割と他のPCに惚れっぽいところがある。
また、相手がまだ強くないとしても「自分が育て上げて自分好みに強くすればいい」
という考えの持ち主でもある。

詳細は後述するが、米国式の司法取引に応じているため普段はUGNの施設で拘禁されている。
もちろん、一般的な牢屋とはまた勝手の違う拘禁を受けている。
（UGN施設内部での活動の自由や、任務のための一時釈放などがある）
「自分は必要に応じて使われるべき力の持ち主、
　かつて成したことは脅威的であり、拘禁されるのは妥当。
　またUGNの管理下にいるということはかなり恵まれている」
と考えているから別に反抗的な態度はとらない。

BACKGROUND

メキシカンマフィアの重鎮の血筋を引いた長女。
厳密には後述のRBと一心同体で在る。
メキシコ系アメリカ人（白人の血が通っているため肌は白い）。

重鎮の血筋を引いた以上トップであり続けることを周囲から求められていたものの
家族愛として下の弟妹(ていまい)達の方が愛されていた事によって
「（世間一般に於いて）愛情とは、己より弱い者達に注がれるもの」
というコンプレックス的バイアスに囚われる。

己の敬愛が自分より強い父・祖父に向いていたことによって
「自分は自分より強い者に愛を覚えるのだ」
と確信するが、抗争の末に二人が死んだ時には一滴の涙すら流さず
敬愛の熱が冷めていく心地を覚え、
「この程度で死ぬ相手では私の愛に見合わない」と知る。
同時に下手なことでは死なず、自分より更に強い人を伴侶にすると心に決める。

主戦力であった自らの父・祖父を失うことで
衰退していくマフィアを脱退。
本来ならばメキシカンマフィアの脱退は
本人の血、即ち死を以て成される事なのだが
“先祖返り”の強さを持つ彼女は己を処刑しに来た刺客を全て退け
そのすべてを殺すことで結果的にマフィアを潰した。
己の血に因って入ったマフィアを、彼らの血に因って脱退(ブラッド・イン、ブラッド・アウト)したのだ。

ちょうどマフィアを潰したことがアメリカ某州のUGN支部やFHセルに知れ渡ると、
UGN支部とFHセルの戦闘隊員が彼女を（何の因果か）
ほぼ同時に襲ったがこれをあっさり倒す。
ただし侵蝕率がジャームのそれではないこと、そして本人が
UGNとの協力を申し出たことにより、司法取引が行われた。
アングラの世界から足を洗うこと・UGNが強いエージェントと
定期的に手合わせさせることを条件として
UGNエージェントとして協力することとなる。

なお、アメリカの司法取引は自己負罪型。
すなわち自分の罪を認めることで、恩恵を受けられるというものなので
彼女は法的に有罪とされ、刑事罰を受けている。
そのため、任務がない時は拘禁されている。


彼女の憧れたる日本の支部に転属することがしばしばあるのだが
その際、小さな頃に家族と眺めていた日本のやくざ映画、
ティーンエイジャーの頃に日本語を勉強しながら読んだ少女漫画、
両方の影響によりどこかヤクザめいた雰囲気のお嬢様言葉という
奇っ怪な日本語を喋る。

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