容姿・経歴・その他メモ

「ショウよりもまず、え、笑顔の練習が先、と言われました。 わ、わたしの芸が完璧……と、言いたいんでしょうか。素直にほめればいいのに…… 」

あからさまに偽ってるっぽい名前、明るい性格と基本的にわりかし丁寧な口調、妙に図々しい態度の華奢な道化衣装をした旅芸人の少女。 父親を探して当て所なく彷徨っている。
表情筋がパフォーマーとしては致命的なレベルで死んでいること以外はとりわけ欠点はない。
路上パフォーマンスを行ったり、サーカスの臨時人員だったり、イベントで雇われたり、養った手癖の悪さでイカサマしたりして日銭を稼いでいる。
それだけでは稼ぎが足りないのか、UGNイリーガルとして立ち寄った街の支部に立ち寄っては「近くにいるので何かあればお仕事をください 」と売り込み、お金が貯まったらまた旅立つ……という根無し草の生活を続けている。


レネゲイド事象を魔術と看做す魔術結社、『凪の銀海』に属していた魔術師の一人娘。
父は組織内でも優れた魔術師であったが、ある日忽然と家族を置いてその姿をくらます。
普段持ち歩くかばんは父親の残した、唯一彼女の手元に遺された遺産であり、神秘と魔術に満ちたちょっとした曰く付きのもの。
底の見えない、無形の影に満ちたトランクケースであり、中には物が見た目以上に沢山入るが、物を入れるとたまに中身が無くなったりする。
普段は内部に満ちた闇に形を与えて興行の為の道具を作成しており、これが無いと立ち行かないくらい大事な商売道具であり、一番の”相棒”。 たまに独りでにガタガタ動く。
ぼんやりと無形の闇が何処までも広がるその内部は果ても解らぬ深淵であり、ひとりでに勝手に動こうとする僅かな自我を備えている。
持ち手を撫でると喜ぶらしい。

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