彼女の壊滅的な語彙力は彼女自身が外部へ自身の考えを出力する意味を軽視するが故である。その思考はUGNに保護された時点から顕著であり彼女の情報不足の一因でもある。現在はアカデミアでの生活や教育によって最低限の語彙は身に着け意思疎通が可能になった。しかしそれでも彼女の真意を読み取るのは至難の業である。

前リーダー日向 継（ひむかい つぐ）によって発足されたチーム。元々は学園のはみ出し者であった自身の居場所づくりのために同じ学園のはみ出し者を巻き込んで作り上げたチーム。神音は発足メンバーの一人であり、入学早々他者とのコミュニケーションを断って発明ばかりする彼女を日向が目を付け勧誘した。日向がアカデミアから卒業し本島に移るにあたって作戦の立案やチームメイトの装備品のメンテナンスなどに長けていた彼女がリーダーを引き継いだ。しかし、はみ出し者たちをまとめ上げていた日向ほどのカリスマを小学生である彼女が持ち合わせるわけもなく、チームから一人、また一人と離脱。最終的には彼女と彼女のことを案じた春日コノハだけがチームに所属しているだけになっている。