レネゲイド事件に巻き込まれ弟がジャーム化し、自身もオーヴァードとなりUGNに保護される。
UGNに身を置き一度は研究者の道を目指したものの自身には才能がないことを思い知り、コネもない新人エージェントだった南月は行き詰る。
そんな折、とある任務でFHに騙されレネゲイド兵器の開発をさせられていた非オーヴァードのシステムエンジニア"志熊 北斗"を保護する。
非オーヴァードである彼は本来であれば経過観察後記憶処理を施され日常へと帰されるはずだったが、騙されていたとはいえ兵器を作らされていたことが技術者としてのプライドを傷つけられたせいか本人がそれを拒否。
とはいえ、UGNの理念としてはそのままにしておくわけにもいかず北斗は南月へ「自分を管轄に置いてくれる支部を作ってくれないか」と提案した。
当時未成年だった南月。始めは支部運営などの経験もなく断ろうとしたが北斗の押しと「有能な技術者の確保」ができることに動かされ、その提案を受けることに。
資金調達や実力を示す意を込めて医療器具メーカー『ギア・コーポレーション』を起業した。

・能力は「対象の捕獲」。スカートの下に仕込んでいる"EXパスファインダー"と頭上で滞空している"フォールンスプライト"(※ステルス機能有)と連携した重力の拘束で傷つけず相手を弱らせ、引き寄せることに特化している。
・物静かで表情が硬いが人と関わるのが苦手と言う訳ではない。
・社長であり、支部長であり、大学生でもある三足の草鞋状態。大学は経済学部を専攻しており、授業は主にオンライン講義を受講している。今のところ出席日数に問題はない。