任務でもプライベートでもオーバーサイズの服を好んで着がち。
その理由は10年前、ＦＨに拉致された先で受けた暴行や投薬の後遺症で女性的な身体つきになってしまいそれを隠すためである。
男だけど女性のような姿、だけども本当の女性のように何も“産みだせない”そんな歪な自分の身体を皐月は嫌っている。

奏音の大学生としての日常とはまた別の、歌い手兼シンセサイザー奏者というもう一つの日常。
活動名は母と姉から呼ばれていた「のん」という愛称から。
元々は母親に褒めてもらったことがきっかけで好きになった歌とピアノ演奏で
何か形に残ることがしたいということが理由で霧谷日本支部長から許可を貰って活動している。
男性的な低音と女性的な高音を使い分ける所謂両声類系で、ネット上ではよく性別がどちらなのか議論されている。

夏休みに祖父母の家へ帰省した際砂浜で偶然拾った綺麗な石。その正体は故郷である面影島の土地神“オモイデ様”の欠片だった。
その石をきっかけに一人の男に目を付けられ、家族はもちろん自分の命も一度失った。
しかし運命のいたずらなのか、はたまたオモイデ様の優しさなのか、賢者の石の適合者として蘇ってしまった。
現在はスズネ―妹の心の一部が融合したことで｜無疵なる石《ハートレスクリスタル》としての力の大半を失っているが、
死者の記憶を引き出すという石の本質自体は変わっていない。

僕らの始まり。最初はただ、覚醒したばかりの真上君に同情と憐れみの想いが強かった。
だけど気が付いたら、彼自身とても頼れる存在になってました。
それはそうと装備の手配ミスした職員は名乗り出てきてください。

この頃から家族の命日が近いこともあってちょっと不安定な時期に入ってました…。
それに追い打ちをかけるように慕ってた人達には裏切られ、あげく僕自身も彼女に目を付けられ…今思うと踏んだり蹴ったりだな僕

あの日あの人が目の前に現れた時、本当に怖くてたまらなかった。拉致された先でのことは、よく覚えてない。
だけどみんなに助けられて…妹を見つけられて、ようやくちょっとだけ肩の荷を下ろせた気がする。

あの人に復讐して全部戻ってくるのなら、きっと僕も雲嵐さんと同じことをしようとしてたと思います…
だけど僕の知らないところであの人を慕う人がきっといて、その人が僕と同じ思いをすると考えたらそれは出来なかったです。
UGNの後ろ暗いところも見てしまったし、今回は正直色々考えさせられる任務でした。

何も考えずに千勇君と一緒に縁結びの神社に行っちゃうし、
無意識にとはいえ祠お参りした時にあ、あんなお願いごと(小声)しちゃったし……////
そのあとは能力が封じられるわ、春日や変態の群れに襲われるわ、メイド服着せられるわ、
挙句には天光さんに千勇君のこと言われちゃうわ、せっかくの旅行がどうしてこんなことに……。

旅行自体は楽しかったんです、楽しかったんですよ…それ以上に濃い出来事が多かっただけで…。

あと千勇君との関係は僕もこれ以上のことを望まないし、
よく分かってないままそういう風になるよりは今の関係が一番いいのかなって…。