UGN日本支部直属エージェント。色素の薄い肌と真っ白な髪をヘアバンドでおさえているのが特徴。基本的にあっけらかんとした青年。自分の力に誇りはあるが、だからといって過信はせず常に研鑽を積んでおり、出来ることと出来ないことの線引きはしっかりしている。
大学生でもあり、任務がない時は大学の授業を受けている。理学部化学科に在籍。

分子運動そのものを制御し、運動エネルギーを強制的に減少させて無理矢理温度を氷点下、最大でいわゆる絶対零度まで下げることができる。気体や液体に含まれる水分の操作も自由自在。
戦闘は対象の周辺に限定して吹雪を起こし、重度の凍傷を負わせるスタイル。自身の周辺の分子をいじって強制的に攻撃の勢いを削ることも可能。

生まれは東北地方に存在する辺境の田舎町。小学生のころ、両親の引っ越しに伴い東京に上京。
14歳のころ、一人の悪質なオーヴァードがもたらした異常気象の余波で覚醒し、UGNに引き取られる。施設に入れられ、訓練を始めた当初は非常に反抗的で荒れており、同期からは怖がられていた。
しばらくそんな日々が続いたが、チルドレンの施設を狙った襲撃事件によって所属していた施設で一人だけ生き残ってしまった挙句、襲撃者と能力が似ていたせいで犯人と誤認される事態が発生。その誤解は日本支部の調査によってすぐに解かれたが、少しでも誤解されたことに疑問を抱いていた。最終的には「自分の日頃の態度のせいである」と気づいたと同時に、それはそれとして「あんなヤツと同等の能力"しかない"」と思われたことにかなりむかついたため、しっかり訓練を受けることを決意。
心を入れ替えて日本支部の元で訓練を重ね、17歳で直属エージェントに昇格した。

長男:氷渡 聡(さとし 22歳)
次男:氷渡 千佐都(ちさと 19歳)
三男:氷渡 勝利(しょうり 18歳)
長女:氷渡 李梨奈(りりな 16歳)

千佐都はオーヴァードに覚醒してから、家族とは離れてUGNが提供する寮で生活している。
家族には「千佐都は不治の病にかかっていること」「感染の可能性が高く、一緒にいると同じ病気になること」「命に関わる可能性もあるにはあるため、こちら(UGN)で預かって治したい」と、レネゲイドに関してはぼかした説明がされている(≒感染力が強い不治の病にかかってるから預かって治すねって感じ)。
UGN預かりになってから家族と一度も会えたことはないが、時折近況報告という旨で手紙や写真を送りあっている。家族は千佐都と会える日をかなり心待ちにしている。

UGNに対してそこまで盲信はしてないが、庇護がなかったら今頃生きてないのは事実なので組織自体はないと困る、という気持ちがある。

・RP方針
一人称：オレ（たまに「千佐都さん」と自分の名前を使う）
二人称：年齢と状況によって変化
三人称：〜さん、もしくは呼び捨て
明るくおちゃらけあっけらかん、一歩間違えれば傲慢と言われかねないプライドの高さが極稀に滲みでる

・CN周り
涅槃に降る雪〈エンドフォール〉
→涅槃雪（ねはんゆき）：春を迎え、その年最後に降る雪。雪の別れ、忘れ雪、雪の果てとも呼ばれる