容姿・経歴・その他メモ

真名：ヘルヴォル
シンドローム　バーサーカー/サラマンダー
属性　中立・善

「よぉ！アタシがヘルヴォルだ！いや、ここじゃバーサーカーって名乗ったほうがいいか？んじゃまぁ。よろしくな、マスター！」

「なんだ？悩みでもあんのか？だったらアタシに相談してみな、聞いてやるよ」

「この魔剣の因果は…アタシにはこなかったけど息子共にはきちまってな…そいつがアタシの後悔だ」

「だけどこの魔剣を砕こうとは思わねぇさ、こいつは父の形見でもあるわけだからさ」

「ま、だから息子共と家族会議が出来ればアタシは上々さ」

「さァ！アタシの名、ヘルヴォルの名を聞いて慄きなァ！」

戦乙女の一人であり、ヴァイキングの頭領として名を馳せた戦士。

ヴァルハラにおいては粛々と勇士を導くワルキューレであったが、人間の生活に興味を覚え、飛び出していった。

だがそこはワルキューレ、人間らしい生活など全く分からずじまい、そのまま野垂れ死になるところであったが…

倒れていたところをアルガンチュールに助かられ、娘として共に暮らすようになる。

そして月日は流れ、父がティルフィングという魔剣で倒れたと聞くと彼女は父の墓へと向かい、父に魔剣を渡すようにと頼む

亡霊（父）はヘルヴォルに魔剣を渡すまいと炎にて抵抗するがヘルヴォルはそれを一喝し

“それでもこれが父の形見なんだ！それが呪いっていうならそんなのアタシが吹き飛ばしてやる！！”

そう叫んだ娘に、父は押し切られた。その言葉を信じ、ヘルヴォルにティルフィングを授けることになる

そうしてその言葉通り、彼女は魔剣の呪いから逃れ、生き抜くことが出来た。

―――『彼女は』

その呪いは彼女の息子達に受け継がれた。魔剣に魅入られたヘイドレクに兄は斬り殺され、そして戦乱が起きてしまった

呪いは息子達に襲い掛かったのだ。―――兄弟殺しという悪夢と共に

『…だからってこの魔剣を砕きたいなんて願わねぇさ』

『そんなことしたら侮辱しちまう、父にも、息子共にも』

『だからアタシは息子達と話し合いたい』

『それがアタシの…ちっぽけな願いさ』

聖杯への願い：息子達と話し合いたい

傾向
豪快なオカン（直球

ワルキューレ時代は粛々と魂を導く無表情系だったが、ヴァイキングの影響を受けて豪快な性格となった。（染められたとも言う）
また、魔剣の呪いを逃れたことでバーサーカーでありながら非常に理知的に行動が出来る
基本猪突猛進でかなり脳筋な感じ。ヴァイキングにベルセルクだからね、しょうがないね。
けれども母親として、マスターが悩んでいれば寄り添うことが出来る
また致命的な弱点として、兄弟の逸話を持つサーヴァントやマスターを殺すことは出来ない。
…息子達を思い出すからだ。
仮に攻撃を行う場合、令呪の一角を持って告げるしかないだろう

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