容姿・経歴・その他メモ

天利 薊(あまのり あざみ)
　"接続・世界樹-偽"(リンク・ユグドラシル-デミ)

聖鎖(ジェイル)-天束(あまつか)家、

D.plug(ドミネイトプラグ)-天久間(あまくま)家、

獣刻(プラント)-天野(あまの)家、

妖精結合(テイルリンク)-天草(あまくさ)家、

神令(コマンド)-天子(あまこ)家、

疑装(イミテイト)-天海(あまみ)家、

疑彩(インテグラル)-天井(あまい)家、

これら全ての分家を纏め上げる当主にして、
"リヴァイアサン"こと、霧谷 雄吾の側近、切り札の立ち位置を務める、日本支部直属のエージェント。

全ての分家を纏め上げるという役割を持つがゆえに、かなり多忙な人物。
そのため、かなりの数の複製体が存在する。彼はその一人。
コードネームに「デミ」とつくのも、本体ではないからであり、本体のコードネームには「デミ」は入らない。
書類仕事から現地調査、時には討伐まで広く仕事を請け負うため、家のことも相まってか、たまに弟にも心配されるようだ。

「私は複製体の域を超えることはできませんからね。この世界樹もまた、偽物なのですよ」

天利家がUGNに代々所属してきた家ということもあり、薊自身も何の違和感も覚えずUGNに所属し、仕事を行っている。
決して「UGNが絶対の正義である」と考えることはなく、全ての正義は一点に留まらないという考えのもとで動くため、
時に自分の考えを貫き通すこともある。

また、卓越した能力などは、全て彼の努力の結晶であり、決して生まれ持った能力が高かったわけではない。
血反吐を吐くような努力を重ねに重ね、今の彼がいるのだ。
霧谷の切り札という立場も、分家の当主という立場も、全て「与えられたもの」ではなく、
「努力によって勝ち取ったもの」である。
そこを勘違いされると、困ったように笑いつつ否定する。
ちなみに自己肯定感は低めであり、ついでに自己評価も基本的にはそこまで高くない。
普段は静かに、穏やかに微笑んでいる。名前や名前の花言葉と正反対などと言ってはいけない。

滅多なことでは怒らないが、弟曰く「当主様を怒らせると何が起こるか分からない」らしい。
ちなみにそれに対しての本人のコメントは「私そこまで何かしました……？」。
無自覚って怖いね！

「言ったでしょう？　私は優しくなどない、と」

敵に情け容赦などは無用なタイプであり、敵と認識した者にはその力を容赦なく発揮する。
書類仕事が現在の仕事の六割を占めているようだが、緊急の出撃などに対応できるよう、いつでも自主トレーニングなどはしているらしい。
が、本人曰く「いくら鍛えても細身のままなんですよね」とのこと。多分食べる量が足りない。

「書類仕事だけしかできないエージェントだと思いました？」

戦闘時には、主に重力を操ることによって、敵に不利な状況を作り出しながら、

重力で圧し潰す、
アドレナリンを刺激する薬物を生成し、味方を再行動させる

など、かなり容赦のない手段も持ち合わせる。
また、一定領域の幸運を集め、味方に分け与えることで支援を行ったりもする。
本人曰く「手段は選んでいられないでしょう？」とのこと。

それにしたって限度はあるんですよ当主様！！！


「重力と薬の力――。……全てを兼ね備えているとは、とても言い難い」
「私もまだまだ、精進せねば」

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