容姿・経歴・その他メモ

平安時代より生きるオーヴァード。

男とも女ともとれる中性的な容姿をしている。
実際人外のため性別不明であるが、性自認は男よりであるらしい。
一人称は「俺」で、少し年寄り口調。
見た目は中学生くらい。


当時オーヴァード及びレネゲイドが認知されていなかったため、物の怪とされるものが多く、彼もその1人である。
角が生えていること、その美しさやエフェクトにより惑わされる人間が多かったことから｢妖面童子｣と呼ばれ恐れられていた。
人間など取るに足りない存在だと、自身の欲と誇りのため人間を喰らい弄んだ。
何人もの人間が討伐しようと向かってくる、そのことごとくを返り討ちにした。
だがとある日、とある陰陽師に敗れた。
名を源光代(みなもとのみつしろ)。
ああ、殺されるのか、たかが人間に。そう、死を覚悟した。
しかし陰陽師は言った、「一緒に暮らそう」と。
負けたものが抵抗するなど鬼の誇りに反する。だからそれを受け入れた。あくまで負けたから、次は負けないと決意を込めて。
しかし一緒に暮らすうちにその陰陽師に情を持った。人間を受け入れられるようになってしまった。
もう自分は誇り高き鬼ではないのだと否応に気づかされた。だけどそんなに悪い気もしなかった。

だが、彼と人間の時の流れは違う。この日々は続かなかった。
陰陽師が病に倒れた、もう、生きることはできないのだと。
だから彼は言った「お前の最後の願いを聞いてやろう」と。
陰陽師は願った「怪異から人を守ってほしい」と。

その願い承った。この命尽きるその時まで、人を怪から守ってやる。

と、その後、約1000年間人知れず少ないながらも存在したレネゲイド事件を解決していった。
そして約20年前レネゲイドが世界中にばらまかれ、オーヴァードが急増した時。
彼は轟木源十郎という人物に出会い、護人会、のちにUGN日本支部へと変わる組織に誘われ承諾した。
どこか、あの陰陽師に似ている気がした。

その後のごたごたも生き残り現在ではUGN日本支部のUGNエージェントとして各地を転々としていた。
そこに霧谷から「面影島の支部長になってほしい」と指令が下され面影島へと向かった。

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