ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

黒須 恵梨香 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

孤独な氷獄(コキュートス)黒須 恵梨香(くろす えりか)

プレイヤー:ししくら

自由登録 オーヴァードアカデミア
年齢
17
性別
星座
天秤座
身長
163
体重
59
血液型
A型
ワークス
アカデミア生徒
カヴァー
アカデミア生徒
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
サラマンダー
HP最大値
35
常備化ポイント
6
財産ポイント
6
行動値
9
戦闘移動
14
全力移動
28

経験点

消費
+344
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
経験
邂逅/欲望
覚醒 侵蝕値
渇望 17
衝動 侵蝕値
嫌悪 15
侵蝕率基本値32

能力値

肉体4 感覚1 精神7 社会2
シンドローム2×2 シンドローム0×2 シンドローム1×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長 成長0 成長5 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃2 RC2 交渉
回避 知覚1 意志 調達1
知識:学問6 情報:アカデミア1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 測定不能《エクストラ》 信頼 不安 私を守ってくれた力。でも危険な力でもある。もしまた制御できなかったら・・・?
シナリオロイス アリス 慈愛 偏愛
両親 慈愛 不安
補習授業部 信頼 不安

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
凍結保存 1 メジャーアクション 自動成功 単体 至近
人体を凍結させる。戦闘不能か死亡、自分にしか使用できない。解除は自身の任意で行える。
氷の理 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
必要なら〈RC〉 温度を極低温に低下させることで、触れた物体を冷やす能力。
氷雪の守護 5 オートアクション 自動成功 自身 至近 3
1R1回 自身が受けるHPダメージを-[lv+1]d10点する
吹雪の守護 1 オートアクション 自動成功 範囲(選択) 至近 2 80%
≪氷雪の守護≫の対象を範囲(選択)に変更する
氷の塔 7 メジャーアクション 〈RC〉 対決 範囲(選択) 視界 4
同エンゲージ攻撃不可 攻撃力+lv*3
結合粉砕 5 メジャーアクション シンドローム 対決 4 ピュア
判定ダイス+lv個 装甲値無視
コンセントレイト:サラマンダー 2 メジャーアクション シンドローム 2
C値-lv(下限値7)
氷の回廊 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1
飛行状態で戦闘移動を行う 移動距離+lv*2m
氷盾 5 オートアクション 自動成功 自身 至近 2
ガード値+lv*5
鋼の氷 3 オートアクション 自動成功 自身 至近 2
ガード値+10 1シーンにlv回まで使用できる
ダイアモンドダスト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 3 リミット
同時に使用した≪氷雪の守護≫はダメージをさらに-3Dする
蒼き悪魔 7 オートアクション 自動成功 自身 至近 3
1R1回 ガードを行う際に宣言 攻撃してきたキャラクターにlv*3のHPダメージを与える
氷河の壁 2 オートアクション 自動成功 範囲(選択) 至近 3 リミット
HPダメージ-10 1シーンにlv回まで使用できる
凍てつく刃 7 オートアクション 自動成功 単体 視界 3
1R1回 他キャラクターが行うダメージロールの直前に使用 ダメージを+[1D+lv*3]する
氷熱の軍団 7 イニシアチブ 自動成功 シーン(選択) 視界 10 120%
味方全員の攻撃力を+[LV*4]する 1シナリオに1回まで使用できる

コンボ

私に触らないで!!

組み合わせ
≪氷の塔≫≪結合粉砕≫≪C:サラマンダー≫
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
視界
侵蝕値
10
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
7+8
8
2
21
100%以上
7+9
7
2
24
160%以上
7+10
7
2
27
220%以上
7+11
7
2
30

同エンゲージ攻撃不可 装甲値無視

みんなを護って

組み合わせ
≪氷雪の守護≫≪吹雪の守護≫≪ダイアモンドダスト≫
タイミング
オートアクション
技能
難易度
自動成功
対象
範囲(選択)
射程
至近
侵蝕値
8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
6
100%以上
7
160%以上
8
220%以上
9

侵蝕率80%以上で解禁 1R1回使用可能 
自身と味方が受けるHPダメージを軽減 軽減値はダイスに記入
ダメージをさらに-3Dする

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
EXランク 0 0 ランク 1シナリオ1回 セットアップに使用 自身の取得しているエフェクトのレベルを+1する。ただし、この効果で使用回数は変化しない。
この効果を使用した場合、クリンナッププロセスにHPが0になる。
ストレンジフェイズ 0 15 その他 〈RC〉判定ダイス+3個

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
50 10 399 15 0 474 0/474
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

設定

どこか他者との間に壁を作ってるような、冷たい印象を受ける少女。
過去のとある事件が原因で人間を簡単に信用することができなくなってしまった。
また、異常と呼べるほどジャームに対する強い嫌悪感を抱いていた。
入学当初はそれらを微塵も隠すことはなく、よく人間関係で問題を起こしていた。

最近は以前より態度が柔らかくなったような印象を受けるが・・・。

過去について

【第一資料】

【第一資料】

幼い頃に母親が謎の失踪を遂げ、父子家庭で育つ。
そんな環境で育った彼女は父親との関係は良好だったようで、『仲睦まじい様子で、悲しい過去があっただなんて感じさせない素敵な親子』と周囲の人間からは評されていた。
事件発生後に彼女の自宅で発見された多くの二人の写真や日記帳から、それに偽りがないことは明確であろう。

【第二資料】

【第二資料】

xxxx年xx月xx日、オーヴァード黒須 恵梨香による殺人事件が発生。
被害者は実の父親である黒須 聡。
黒須 恵梨香の発見当時、周囲一帯と黒須 聡が氷漬けにされていたこと、
自己を守るように氷壁に身を包んでいたから、低温を操るサラマンダーと断定。
黒須 恵梨香の証言と事件現場の状況より、黒須 聡は殺害される直前にジャーム化していたことが判明。
実父からの突然の性的暴行により、黒須 恵梨香の精神に強烈な負荷がかかり、レネゲイドウイルスが発症した模様。
突然の覚醒により能力がコントロールできなかったことや、
ジャームに襲撃されたことによる防衛の正当性が認められたことから罪には問われないと判断された。

【権限資料】

【権限資料】

それはいつもと変わらない日常。
パパと一緒に朝ごはんを食べて、一緒に家を出る。
学校であくびを我慢しながら勉強して、今日は友だちに流行りのお店について教えてもらった。
放課後は友だちとの約束もないしバイトもお休みだから、久しぶりに夜ごはんでも作ってみようかな。
献立はパパが好きなカレーにしよう。
辛めの味付けに、隠し味に少しリンゴとヨーグルトを入れる。
これがママが良く作ってくれた味なんだって。パパが喜んでくれると私も嬉しいな。
最近お仕事忙しくてあんまり休めてないみたいだし、少しでも元気になってくれますように!

少しした後、ドアがガチャっと鳴いてから開かれた。
パパが帰ってきたみたい。

「おかえりなさい、パパ!」
「ただいま。もしかしてご飯を作ってくれたのか?しかもこの匂いはパパが大好きなカレーじゃないか!」
「そうだよ、最近作ってなかったから久しぶりに作ってみたよ。ささ、冷めちゃう前に食べて食べて!」
「ありがとうな恵梨香。それじゃあ早速、いただきます。」
「・・・。どう・・・?」
「美味しいよ、ママが作ってくれた味を思い出す・・・。」
「本当!?よかった・・・!」

あれ、もしかしてパパ泣いてる?

「料理の腕もだけど、最近は本当にママに似てきたな。俺の血が薄いのかな?薄いのが髪の毛じゃなくてよかったよ。」

潤んだ眼を隠すように照れくさそうに冗談を言うパパ。
それを見て、私は──。

「そんなに似てる?それじゃあ・・・。
 『おかえりなさい、アナタ。』

両手を広げ、記憶にあるママの真似をする。

パパが、一瞬、固まった。

『最近忙しいでしょう。遠慮しないで、甘えていいのよ?』
・・・なぁーんて、恥ずかしいねこれ・・・。・・・パパ?」

学園での活動日記

「失ったもの、手放さなかったもの」
「激闘!リーグ5」

Rファイトに参加したいから先生に相談しにいったけど
どうやら先生も私たちに参加してほしかったみたい。

けど、どうしても1人足りない問題が付きまとう・・・。
どうやら先生もかなたちゃんにも宛てがないみたい
あと1週間以内に参加登録しないといけないみたいだけど、せかせかしてもしょうがない。
学園島にある山岳地帯で散歩でもしながら考えることにした。
実は前から学園島の周りは散策したかったんだよね。

部室に補習授業部のみんなが揃った。
みんなにお願いしたら意外とあっさり参加してくれた。
けどやっぱり誰にもあと1人の宛てはないみたい。
凪くんの提案でポスター作って参加者を募ろうってことになった。
部活動っぽくて、なんだか良いね。
みんなで絵をかいて、誰が適任か決めることにした。
今回は凪くんの絵が採用された。
私の絵、結構自信作だったんだけどなぁ・・・。

給食部の子が言ってたことだけど、最近オーヴァードの子が目を覚まさなくなる現象が起きているらしい。
何をされても起きないんだとか。
対策できる事象かはわからないけど、私も気をつけなきゃ。

山岳地帯の研究所跡地にきた。
警備ロボットが巡回している。
ノーチヴァローナの人たちがロボットに追われている。
あの人たちいっつも何かトラブルに巻き込まれている気がするなぁ。
大きな音で騒ぎを起こしたくはないし、凍らせちゃおう。

どうやらノーチヴァローナのみんなも遺跡に探し物をしていたみたい。
いろんな所を探したけど、なんにも成果は得られなかったって。
一か所だけ入れない場所があるらしいけど、どうやら何か資格?がいるみたいな話だった。
他に手がかりもないし、そこにいってみることにした。
もしかしたら生徒だけじゃ入れなくて、先生だったら大丈夫みたいなこともあるかもだし。

到着したけど、噂通りになんかの認証システムみたいなのがあった。
やっぱり先生だけ認証が通った。
先にはAL-1Sっていう文字と共に、女の子がいた。
先生が近づくと起きたけど、話し方がなんだか機械みたいっていうか・・・。

とりあえずこのまま放置していくのもあれだし、学園に連れていくことにした。
名前は、先生が提案した『アリス』になった。
アリスちゃん、かわいいね。良いネーミングセンスしてるね先生。

アリスちゃんを学園に登録してもらうことにした。
それにしてもかなたちゃんは真面目な子だと思ってたんだけど、まさか偽装工作するなんて。
アリスちゃんのお世話をすることになった。
なんだか妹ができたみたいで嬉しい。

アリスちゃんの検査とか、武器をもらいにエンジニア部に来た。
事前に連絡してくれてたみたいでスムーズに話が進んでよかった。
アリスちゃんの学生証を求められたときはちょっと焦ったけど・・・。
そしてなぜかメイド服を先生から渡された。
・・・本当になんで?

アリスちゃんの武器が決まった、のだけど・・・。
あまりにも大きすぎる・・・。
あの小さな身体にどれだけの力があるんだろう・・・。
あ、天井に大穴が開いちゃったけどあれどうするんだろう。

リーグ5の出場登録が今日までだったみたい。
急いで向かわなきゃ!

ここでもアリスちゃんの学生証を求められた。
百合ちゃんが凌いでくれたけど、やっぱりひやひやする。

アリスちゃんと二人きりで話がしたいんだって。
心配になって話を盗み聞きしちゃった。
けど、なんだか学園と私たち補習授業部との生活に好意的に思ってくれているみたいで安心した。
かわいいねアリスちゃん。

1日目の種目は障害物走と二人三脚と騎馬戦。
全部上位入賞することができた。
二人三脚はアリスちゃんと、騎馬戦は補習授業部のみんなで勝ち抜いた。
そういえばみんなでこういうイベントを楽しんだのはこの学園に来てから初めてかな。
・・・楽しかったな。

エンジニア部の部長と凪くんが一緒にカフェでお話してた。
・・・凪くんって本当に節操がないんだね。
って思ってたらどうやら真面目なお話だったみたい。
アリスちゃんに関することを教えてもらった。
なんか難しいことがいろいろあるみたいだけど、アリスちゃんはもう補習授業部の仲間だし何かあっても守ってみせるよ。

ていうか私がいること、気づいてたんだ・・・。
凪くんって普段はおちゃらけているように見えるけど、頭いいし鋭いところあるよね。

いよいよリーグ5当日。
少し緊張するけど、精一杯頑張ろう。
アリスちゃんに「楽しい」を知ってもらいたいなぁ。

チーム『ヴィルギニス』との戦闘になった。
ここまで勝ち上がってきただけあって、強い・・・。
攻撃は苛烈だけど、拠点とみんなを守らなきゃ。
アリスちゃんと凪くんの前線組も頑張ってね。

大きな音と共に巨大なヘビみたいな機械兵器が現れた。
いいところだったのに邪魔されちゃった。

あのヘビを操ってるっぽい男が百合ちゃんとなにか話をしていたような?
まぁ内容は聞こえなかったんだけど少し気になる。

今は決勝戦どころじゃない、『ヴィルギニス』と協力してこいつらを懲らしめよう。

なんとか勝てた・・・。
相変わらずみんなはすごいな。
凪くんの攻撃もめちゃくちゃだし、百合ちゃんと先生のサポートもありがたい。

その後、なんと中断していた試合を再開することになった。
正直めちゃくちゃ疲れてるんだけど・・・。
へとへとになりながらも激戦を制し、なんとか優勝できた!
ぎりぎりだったし途中にハプニングもあったけど、いい思い出になった。

リーグ5が終わって数日後、アリスちゃんとお話した。
そういえばアリスちゃんはだいぶ変わったなぁ。
なんというか、人間らしくなったっていうか。
「楽しい」を知ってくれたみたいで、最近は毎日楽しそう。
なんだか私も嬉しいな。

かなたちゃんがなにか慌てた様子で入ってきた。
百合ちゃんが本物の遺物をもらったみたいで、借金がチャラになったって。
唐突すぎてびっくりしたし状況が飲み込めないけど、今は素直に喜ぼう。

そういえば借金返済に追われてて学力試験を受けてなかったね・・・。
どうやら私たちは本当の意味で『補習授業部』になったらしい。

借金返済と、アリスちゃんの補習授業部加入のお祝い(?)も兼ねてパーティーの約束をしちゃった。
最近は入学してきた時と比べて、本当に楽しいと思えることが増えてきた。
私自身もなんとなく変わっている、ような気がする。
次のパーティーも楽しみだなぁ。


そんな約束をした夜、あの人から電話がかかってきた。

「そんな世界でも」
「楽園の名前は」

今学園で起こっている問題についての会議が始まった。

どうやら百合と芹亜さんが行方不明になったみたい。
最近部室に来ないと思ったら・・・。
いつの日か百合が補習授業部をやめようとした時のことが脳裏をよぎった。
・・・早く見つけてあげないと。

とはいってもこの現状、どうやって解決しよう・・・。
そう悩んでるとノーチヴァローナのリーダー?がやってきた。或兎くんだっけかな。
・・・どうやら他のメンバーはすでに眠ってしまったみたい。
こんな身近にも被害者が・・・。
いつ自分たちが被害にあってもおかしくないっていうことを痛感する。

どうやら或兎くんも私たちと一緒に手伝ってくれるらしい。
彼の強さは何回か見てきたし心強いね。

結局、方舟は完成してしまった。
私がしてきたことは無駄だったんだ。
いや、初めから方舟計画に参加しなかったらこんなことには・・・。
この現状を招いたのは、私だ。

百合たちを助けたい気持ちは本当。
彼女はもう私の大切な友達だから。

けど方舟はもう完成してしまったんだ。
この計画を止める方法はおそらく存在しない。それはなんとなくだけどわかる。
だったらもういっそ、幸せな夢の世界の中に浸っていたほうが・・・。

そんなことを考えていると小春ちゃんがやってきた。
彼女もケガをしてる。これも私が方舟計画を止められなかったからだ。

私の思いを小春ちゃんは真剣に受け止めてくれた。
本心を話したら気持ちが少し楽になった。
そうだよね、まだ諦めるには早いよね。

聞き覚えのある、どこか不安な気持ちになるような声が部屋に響いた。

昔、大型のレネゲイドを操っていた"背教者殺し(ベリアル)"だった。
ちょっと待って。あいつ今「方舟の完成に私が必要」っていってた?
ってことはもしかしてまだ方舟を止めることができるんじゃ・・・!
ほら、1つだけ止める方法があるって!
小春ちゃんのいう通り、やっぱり簡単に諦めるものじゃないね。

そんな希望は、彼の発する言葉で一瞬にして壊された。

方舟を止める唯一の方法、それは『遺産を破壊する』こと。
けどレプリカでもない限り遺産を簡単に破壊することはできない。
それを私たちはよく理解している。

けどなにより遺産を破壊するってことはその契約者、つまり百合と芹亜さんも同時に・・・。
こんな選択、できるわけないじゃん。

いいや、やっぱりまだ諦めちゃだめだ。
今までたくさん私たちを助けてくれた先生だったらもしかしたらなんとかしてくれるかもしれない。
このまま大人しく着いていくわけにはいかない。

だけれど"背教者殺し(ベリアル)"の実力は圧倒的だった。
私たちではまったく歯が立たなかった・・・。

私が着いていけば、小春ちゃんは殺されない。
方舟が完成してしまうのは理解している。
けど・・・。もう私の前で人が死ぬのは見たくない。

ごめんね、みんな。


・・・あれ?なにか大切なことを忘れているような?
夢、かなぁ。まあいいか。そのうち思い出すでしょ!

あの夢?から何日も経ったけど一向に思い出せない。
気になるなぁ・・・。誰なんだろうあの人たち。

ある日、夢川叶さん?からお話があるって呼び出された。
今が幸せか聞かれたけど、どういうことだろう?

改めて考えてみたらすっごい幸せな生活を送っているよね私。
こういうのって失ってから初めて気づく~なんていうよね。
この日常がずーっと続きますように!

あの夢から半年くらい経ったある日のことだった。
夢のことを思い出した。いや、思い出しちゃった。
補習授業部のみんなと過ごした日常と、今まで想像したこともなかった最悪の出来事。
それはあまりにも鮮明すぎる記憶で、まるで現実に起こったことかと思った。
・・・でも、これは夢だ。
現実でも未来の出来事でも、ましてやパパとママがいるここが夢だなんて、そんなことあるわけないよね。

結局、あの日が訪れても何も起こらなかった。
ほら!夢だったでしょ!

それから時は経って晴れて高校生に。
パパとママに私の制服姿を見せられるのが本当に嬉しい。

ふと部屋の隅に目を向けると、学園島の、いや夢の中の私が来ていた制服が目についた。
あの制服を着たら、私はきっと・・・。

パパとママと制服姿の写真を撮った。
家の中で撮るのはなんか新鮮でいいなぁ。

入学式も終わって家に帰ろうとしたとき、どこか懐かしい声が聞こえた。
そこには、先生と凪の姿があった。

・・・本当は気づいていた。夢が現実で、今いるここが夢だって。
けど私はここから帰りたくない。
ここならパパとママとこれからも暮らせる。見せることができなかった制服姿も見せることができたんだよ。
それに方舟が止める方法がないんだったら、このままここにいてもいいじゃん!!

誰も傷つけないで、方舟を止める方法があるみたい。
それに私がここに残っても先生たちは方舟を止めに行くって。
・・・ズルいなぁ。先生は。
ここで優しい言葉でもかけてくれれば私も諦めがついたのに。
方舟がなくなるんだったら、この世界もなくなっちゃうじゃん。

夢から別れを告げようと決心したその時、パパとママの声が聞こえた。
私のことを抱きしめてくれた。
せっかく決心したのに、また帰りたくなくなっちゃうよ。
けど2人は私のことを後押ししてくれた。

そうだ、最後に学園島の制服でも記念撮影したいな。
いい感じに撮ってね先生。
涙で変な顔になってないか心配だったけど、大丈夫そう。
ここで過ごした1年間と、家族の記念写真。大切な思い出が増えた。
ここは夢の中だけど、私が覚えていればそれは現実だよね。

まだ寂しいけど今度こそお別れ。
ありがとう、またね。パパ、ママ。


以下、RP用のメモ
RP指針

RP指針

一人称   わたし
二人称   呼び捨て(親しい間柄のみ)・○○さん・○○くん
三人称   彼(彼ら)・彼女(彼女たち)
好きなもの 甘い物・可愛いもの・動物
嫌いなもの ジャーム・男性(まだ若干の苦手意識がある)※
※ただし女性が好きというわけではない。

履歴

「失ったもの、手放さなかったもの」

「失ったもの、手放さなかったもの」

世界は既に変貌していた。だが、それに気づくものは誰もいない。

オーヴァードアカデミアと呼ばれるその島は、オーヴァードと非オーヴァードが共存する忘れられた島。
そして、そのほとんどが学生を占める学園島だ。
そこではいつも大小様々な事件が巻き起こり、物語は進んでいく。
そんな島に1人の先生が現れる。
消えた連邦生徒会長の残した唯一の手がかりになる人物。

時を同じく、事件に巻き込まれ借金を負うことになってしまった補習授業部。
そんな彼らが交差する時、物語が動き出す。

ダブルクロス The 3rd Edition

「失ったもの、手放さなかったもの」

ダブルクロス――

それは「運命」を意味する言葉


PC②HO

シナリオロイス:風紀委員
推奨感情:誠意/食傷
カヴァー:アカデミア生徒
ワークス:任意

君は二年前にこの学園島にやってきた転校生。
現在のランクはC~A(EXでも可)ランク。
君は過去にも何度か問題を起こしており、その度によく生徒会や風紀委員ともめることが多かった。
だが、現在はこの学園から退学にされたくはないのでおとなしく補習授業部としての活動を行っている。

「激闘!リーグ5」

「激闘!リーグ5」

変わらないと思っていた日常は2つの出会いによって変わっていく。
Rファイト。それは、この学園島で1年に1回開かれるオーヴァードと非オーヴァードが混ざり合って行われる学園島全土を巻き込んだ体育祭。
その中でも特に人気なのがリーグ5と呼ばれるチーム戦で、多くの生徒達はここでの優勝を目指して日々鍛錬を行っている。

裏での取引、未知なる出会い。最初は乗り気じゃなかったかもしれない。
だが、気が付けば君達はリーグ5に出場することになり…。

ダブルクロス The 3rd Edition

「激闘!リーグ5」

ダブルクロス――

それは「繋がり」を意味する言葉


PC②HO

シナリオロイス:???
推奨感情:好奇心/悔悟
カヴァー:アカデミア生徒
ワークス:任意

世間はRファイト一色に染まっていた。
転校生である君は実はRファイトに参加したことがない。
転校したての時は既に終わっていたし、去年も忙しくて参加できなかった。
だからだろうか、君はRファイトの中でも特に人気があるリーグ5に出てみたいと感じてしまう。
といっても人数が足りないが、それでもきっと崩紫先生なら何とかしてくれると思い君は崩紫先生に頼みに行く。

「そんな世界でも」

「そんな世界でも」

昨日と同じ今日は二度と訪れない。変わりゆく世界の中で君達は日常を生きる。
Rファイトも終え、借金がなくなった君達に訪れるのは平穏ではなかった。
君達の前に立ちふさがる「特別学力試験」。学生ならば乗り越えなければならない壁だ。

しかし、そのテストの裏では様々な思惑が交差する。
「エデン条約」「裏切者」「都市伝説」
そして、気が付けば君達はその中心点に立たされていた。

ダブルクロス The 3rd Edition

「そんな世界でも」

ダブルクロス――

それは「裏切り」を意味する言葉


PC②HO

シナリオロイス:エデン条約
推奨感情:憧憬/疎外感
カヴァー:アカデミア生徒
ワークス:任意

借金もなくなり、ようやく自由になったと思ったら今度は特別学力試験を受けなければならなくなってしまった。
どうやら、この腐れ縁のような中はまだまだ続くらしい。
そんな中、君はオーヴァードの生徒が非オーヴァードの生徒にいじめられている現場を目撃する。
その光景を見て、気分が悪くなった君はその生徒を助け出す。
だが、いじめていた側はレネゲイドの被害でここに来たようだった。
それを見て君は考える。「エデン条約」。この条約はいいかもしれない。だが、本当に実現することが出来るのだろうか、と。

「楽園の名前は」

「そんな世界でも」

変わってしまった世界を受け入れられないものがいた。
過去を見つめ、楽園に縋る者達がいた。
一度否定された楽園、そこは本当に彼らにとって、君達にとって理想の世界なのかもしれない。
君達のいる世界は地獄なのかもしれない。
それでも、この世界でしか過ごすことのできないかけがえのない日常が確かにそこにはある。

その大事な日常を失わない為に、君達は楽園を否定する。


ダブルクロス The 3rd Edition

「楽園の名前は」

ダブルクロス――

それは「別れ」を意味する言葉


PC②HO

シナリオロイス:方舟 推奨感情 P幸福感/N任意
シナリオロイス:両親 推奨感情 P任意/N任意

方舟は実現してしまった。君はあれを止めることはできなかった。
そして、君は思う。あれを止める術は存在しないと。
だが、それを伝えたところで彼らはあきらめないだろう。

それと同時に君は考える。
方舟が起動したということは、もう一度両親に出会うことが出来る。家族と再会できると。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 74
1 2023-07-28 「失ったもの、手放さなかったもの」 44+3 霧咲 崩紫 楓如月 凪浪花 百合
2 2023-08-05 「激闘!リーグ5」 47+3+2 霧咲 崩紫 楓如月 凪浪花 百合
3 2023-09-08 「そんな世界でも」 53 霧咲 崩紫 楓如月 凪浪花 百合
4 2023-10-20 「楽園の名前は」 59+3 霧咲 崩紫 楓如月 凪浪花 百合
5 2023-11-10 「私達の物語」 53+3 霧咲 崩紫 楓如月 凪浪花 百合

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