容姿・経歴・その他メモ

元FHチルドレン
親がFHに所属しており、幼年期に覚醒させられ親の言うとおりに教育を受け親の言うとおりに戦場に行き、親の言う通り敵対組織の人間を殺して回っていた。
その行為に罪悪感などなく、ただただ言われた通りにしていた。だってそうすれば教育という名の折檻をされずに済むから。ご飯を食べることが出来るから。それが私の日常なのだから。
初めのうちは幼い見た目で相手の油断を誘えFHということを隠し目標を始末していたが、段々とその噂が広まり子どもだからという理由だけでは警戒を解けなくなってきた。
他のチルドレンが育つ中、戦闘能力は高いが、自分で考えず言われた事しかできない子どもに使い道は囮ぐらいしかないと判断され生還率が絶望的な命令を下されるも従い戦いに赴くことに。
身体中ボロボロになり、ようやく標的に辿り着くと「噂には聞いていたが本当にこんな小さな子どもが・・・」と驚かれ「私では君に歯向かう力はない。だが、私を殺す前に少し話をしてくれないか？」と言われ、敵の増援の心配もなく、相手がそれで抵抗をしないのであればと思い話すことに。
その会話で家族とは想い合う存在であり「君の家族は血のつながりがあるだけで家族とは言えない！」「組織を抜けることは容易ではないだろう、だが、無理はしちゃいけない。辛くなったら、他の事なんか全部ほっぽって逃げなさい。辛くなったら、自分がやりたい事をやりなさい！君の人生は君が好きに使うべきなんだ！」そう言いながら頭を撫でてくれた。直ぐに払いのけようとしたがなぜか身体が動かず、その温もりを心地よいと思ってしまった。そのまま温もりを振り払うように逃げだしてしまった。

任務も失敗してしまい、身体中ボロボロ、帰ったところで処分される。頭の中では先ほどの標的の言葉がグルグルと回っており初めてどうすれば良いのかわからなくなり路地裏に隠れるように丸まり、ここで死ぬんだな・・・と覚悟していた時に声をかけられた。
「こんにちは。ごきげんよう、砂理さん。あなたにひとつ提案があります。」その声の方を向くと少女がそこには立っていた。
少女は、「FHから抜け新たな人生を歩みませんか？その為に必要なことはこちらで用意しますので」と提案しておりなぜそんなことをしてくれるのかと問うたら、「私は我々の行き先を模索している。今はそれだけです」と意味の分からい言葉しか返ってこずこちらの反応を待っているようだった。
断ろうと声を出そうとしたその瞬間、先ほどの標的の言葉が頭を巡り、ついその提案に乗ってしまった。
その後治療を受け、新しい土地へと連れていかれそこで生活をすることになる。
新しい身分を用意され幼年期からの教育もあり学力は優れており償いというわけではないが今まで人を殺すことにしか使わなかった自分の能力を人を活かす為に医学の道へと進むことに。

名前はそのまま使い、苗字は希望があるかと聞かれた際、あの少女がそんな苗字を名乗っていたような気が・・・うろ覚えだけど多分これでと言ってちゅうぎという苗字にした

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