・口にイチゴをぶち込まれている見た目をしているが普通にしゃべれる。
・一人称は「もっちー」だが、口調が安定しない。本餅曰く「その場のノリで生きてるからね仕方ないね」
・基本的にいちご大福の姿で活動しているが、買い出しやお店で当番する時は一応人間の姿になる。
・口のイチゴはもっちー曰く魂のようなものらしいが、新鮮さが落ちてきたり気分じゃない時はなんの躊躇いも無しにゴミ箱に向かって射出する。
・口のイチゴは新しい物を入れるか、しばらく待つと生えてくる。　たまに違うものが生えてくる。
・中の餡も気分によって変えることがある。
・本体はイチゴ大福のどの部位なのか不明。もっちーもあまり分かってない。

和洋折衷なおしゃれなカフェ。洋菓子と和菓子の両方を提供しており、ドリンクもコーヒーや紅茶だけでなく、緑茶や抹茶風味のものを用意している。中には和と洋を融合させたものも用意している。
本来天道は1号店と同じような洋風なカフェにしようとしたが、もっちーが「和菓子ないともっちー働かいもん！」と駄々をこねたため、和のテイストが取り入れられた。
毎日朝礼で「ビックリするほどユートピア！！」を3回叫ぶのが決まりである。

看板メニュー

洋菓子：黄身の王“プリン”
　北海道産の牛乳と生クリームを使って仕上げた、なめらかで優しい味わいのプリン。

和菓子：いちごの呼び声“いちご大福”
　新鮮ないちごからあふれる甘酸っぱい果汁。やわらかいお餅と上品な甘さの餡。もっちーこだわりのいちご大福

和洋：洋にして和、和にして洋なる者“あんこ乗せプリン”
　甘さひかえめの粒あんをトッピングした異色のプリン。上品な甘さのあんこがプリンの優しい味わいを引き立ててくれる。

和と洋の売れ行きは半々だが、最近は新たな看板メニューとなったプリンの人気が高く、洋菓子の方が売れ行きがいい。
もっちーはぷんぷんである。

諸君　私は和菓子が好きだ
諸君　私は和菓子が大好きだ

大福が好きだ
饅頭が好きだ
甘栗が好きだ
あられが好きだ
あんみつが好き
ういろうが好きだ
おはぎが好きだ
団子が好きだ
けんぴが好きだ

お家で　囲炉裏で
お店で　海辺で
森林で　実家で
縁側で　庭先で

この地上で食されているありとあらゆる和菓子が大好きだ。

この地区､店は､和菓子派と洋菓子派がどちらも混合している､きわめて不安定な店である｡

それも過去の明治維新で食を求めた国民の為にヨーロッパ諸国から洋菓子が伝えられたからだ｡しかもユートピアが和菓子に対して行った施策はここまでで食べ物さえ与えればよしとして彼らはキッチンに引きこもり､我々にお店を解放することはしなかったのである｡

もっちーの父イチゴ･ダイフクンが和菓子至上主義者､すなわちワガーシノイドのお店独占を店に要求した時､父イチゴ・ダイフクンはワビサビ家に暗殺された｡
そしてそのワビサビ家一統はダイフク公国を騙り､店に独立戦争を仕掛けたのである｡
その結果は諸君らが知っている通り､サビサビ家の敗北に終わった｡それはいい｡
しかしその結果､ユートピアは増長し､洋菓子軍の内部は腐敗し､ケーキフェアのような反和菓子運動を生み､ワビサビ家の残党を騙るマカーロンの跳梁ともなった｡

これが和菓子難民を生んだ歴史である!
ここに至って私は､人類が今後絶対に戦争を繰り返さないようにすべきだと確信したのである!
それが､イチゴ大福を店に売り出す作戦の真の目的である｡
これによって､お店の戦争の源である､洋菓子を食い続ける人々を粛清する｡
諸君!自らの道を拓く為､和菓子のための政治を手に入れる為に､あと一息､諸君らの力を私に貸していただきたい!
そしてもっちーは､父イチゴ・ダイフクンのもとに召されるであろう!

作り手にに忠を尽くすか
それとも食べてくれる人にに忠を尽くすか
菓子か作成者か
任務か思想か
会社への誓いか
人への情か！
お前は今まで
どれだけ失ってきた
そこまでして守るべき菓子とは
いったい何だプリン！