容姿・経歴・その他メモ

郭公カリ、20歳。黒髪にピンクのインナーメッシュで、前髪をボブにしながらも後ろ髪は長い。身体付きはよく、パーカーを上着にドルフィンパンツを履いている。持っているバットは銀色のよくある金属バット。叩いたり殴ったり支えにしたり、エフェクトやコンボを使う際は指揮棒のように降るって攻撃のイメージをサポートしている。いつもガムをよく噛んでいる。暇つぶしもあれば、飢餓の感覚を誤魔化すためでもある。大層な名前だが普通の家の出だし当人も令嬢というわけではない。ストリートをたむろしている不良だ。

履歴

カリが能力に目覚めたのは18歳の頃だ、とカリは認識している。18の時の記憶が思い出せないからだ。だが、血塗れで横たわる友人を眼前に自分がバットを握りしめていたのは覚えている。だから、自分が友人を殺したと。
彼女は高校をサボり、はぐれの不良として路地裏を歩いている。人から奪った……拾い物の金属バットを片手にぶら下げながら。
19歳の間に師匠を見つけ、彼からエフェクトのコンボやコントロールについて学ぶ。1年の特訓を経て、彼女は大体の技を習得するに至った。
20になってからは活動範囲を高校の周りから広げ、日本中をふらふら歩いている。
余談だが彼女は留年している。
18のころ、友人を手にかけたあの日に全てから逃げた。逃げて逃げて逃げて、気付けば高校のある街からは遠く離れていた。
逃げた先で喪失のショックを抱えたままその日暮らしをしていた結果単位が足りず留年。
街に戻り高校に顔を出し、留年等の手続きをするときは、カリとその両親はついぞ顔を合わせることはなかった。
翌年19歳の頃は、師匠の元で仕事の手伝いをし、師匠からお小遣いを貰って暮らしていた。ちなみに家も師匠の家に居候させてもらった。20になる直前に喪失のショックからは立ち直り、まともに高校生活に向き合うことを決意。オーヴァードでありながら、普通の暮らしをしようとしたのだ。
いい事を言っているが19の頃は普通に単位が足りず留年。今20歳では勉学についていけず留年の危機を抱えている。
戦闘IQは悪い方ではないのだが、興味のないことになるとからっきしなタイプだ。
能力のコントロールはバットに依存している。カリはバットを使った喧嘩殺法に慣れているため、エフェクトもバットを指揮棒のように照準を定めると扱いやすいのだとか。
スイーツやスナックなど間食をよくつまんでいる。ちなみに太ることは無い。
彼女は今日も街に潜む。自身の飢えを満たせるものを探すために。

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