容姿・経歴・その他メモ

概要

　鴻央会傘下の暴力団“凰光会”の構成員で、その働きからそれなりの地位にいる。凰条冴鬼は渡世名(通称)で、本名は桐山成央(きりやま なお)だが、こちらを名乗ることは表の仕事の時以外は避けている。
　身体的に頑丈で荒事もこなすため危険な仕事を回されやすいが、本人はそのことを好意的に受け入れている。
　仕事熱心で表向きは鴻央会の意向に沿いつつも、内心では一線を引いているところがある。少年時代に拾われて仕事を与えてもらった恩義によるものか、個人間の情には厚い。
　関西の出身らしく関西弁で話すが、今のようにキツい関西弁はキャラ作りのところもあるらしい。

性格

　仕事とプライベートの切り替えがはっきりしているタイプで、身内とそれ以外では別人のように振る舞う。特に仕事中は極端に愛想が良くなる。
　オーヴァードとしての覚醒時期が早かったため自身の嫌悪という衝動と付き合いが長く、それを制御するために自身の感情を過剰に俯瞰するところがある。そのためか、自身の他者への好意や嫌悪感も、どこか他人事のように見るきらいがある。
　特に親しくない間柄で冴鬼が優しくしている時は打算か、もしくは余程感情的な行動によるものかのどちらかである。後者であることはまずあり得ないが。

能力

　ブラックドッグとエグザイルのクロスブリードだが、能力的にはその殆どがブラックドッグ寄り。追い込まれるほど威力の上がる電撃を纏わせた白兵攻撃を得意とする。
　ブラックドッグシンドロームの能力により、電子ロックの解除や通信の傍受で以て犯罪行為に加担させられてきた。
　抗争に巻き込まれた際に白兵戦能力に秀でていることが発覚。その時に組の重役の命を救った活躍から、現在でも愛用している白鞘を与えられた。

表の顔

　鴻央会のフロント企業である警備会社「創護警備保障」の支社長。表の仕事も熱心にこなす、というよりもこちらの割合の方が多いくらいである。
　警備会社としては、地道な営業活動により地域でそこそこのシェアを獲得している。最近はローカル局でTVCMを打って知名度の向上を図っている。CMには冴鬼が出演している。最初は出演を渋ったものの、いざ出演が決定した後はCMのクオリティアップに並々ならぬこだわりを見せた。
　警備会社として、セキュリティに関する相談サービスや、空き巣被害防止のための啓発活動など、地域貢献を積極的に行い企業イメージの向上に努めている。これは単純な地域貢献ではなく、裏の仕事を行いやすくするために地域の警備状況の把握することが真の目的である。また、創護警備保障のセキュリティは冴鬼の能力で簡単に解除できるよう、細工が施されている。つまり、創護警備保障のシェアが拡大すればするほど、鴻央会は地域での裏の活動が容易になるということである。

セッション履歴