誕生日：1月26日
好きなもの：静かなところ、和菓子、敷条 伊吹(双子の弟)
嫌いなもの：暑いところ、人形、虫(嫌いであるが故に徹底的に殺す)
趣味：和菓子屋巡り、映画鑑賞
苦手：一般社会常識、忖度、冗談(センスが殺伐し過ぎている、と鬼戸 良平が評す)

普段は黒髪だが、能力を使用するときに髪の毛が白く変化する。
性格は怜悧冷淡、冷静で冷酷。
大抵のことは微笑で乗り切ってしまうことから畏敬を込めて“氷の微笑(フリージング・スマーク)”と呼ばれることがある。
当初は任務を全うするために機械的な応対、またはUGNチルドレン故の世間知の疎さで周囲を困惑させることも多かったが、南嘉野区支部での活動を経て徐々に人間らしい振る舞いを取り戻し始めている。
口調は基本的に誰に対しても慇懃丁寧。弟に対してのみ少しだけ口調が柔らかい。
覚悟が据わりすぎているためか猛禽類のようだと恐れられている事があり、払拭したいと思っている。

サラマンダーの、特に氷を扱う能力に長ける。
また、オルクスの能力を用いたサポート能力も高い。
炎で作られた鷲のような飛翔体を戦闘時のサポートとして召喚、自身のみならず仲間との連携として使役する。
名前は『フレスベルグ』。彼女の性格を反映してか、わりと容赦がない。
目的を達成するあまりに手段を選ばない傾向があり、それが必要だと判断すれば一般人の被害を厭わない。
ただし、仲間にそれをさせない、自分が汚れ仕事をまっとうするという覚悟があっての行為であり、いたずらに被害が広がることを由としているわけではない。

UGNが極秘裏に行っていた『Project Absolute-Zero』並びに『終天心火計画』の被験体の一人。
実験は6つに分割された因子を持つオーヴァードを用意し共食いを促し因子を奪い合わせ、全てを取り込むことで既に発症したシンドロームを後天的に変化させるという物だった。
実験体となったのはUGN所属のオーヴァードの遺伝子を使った同位体という存在だった。
研究者たちは用意した6人の兄弟姉妹たちをレネゲイドに感染させ、覚醒した者から殺し合わせ生存本能を刺激させていった。
計画凍結後、生き残った子供は2名のみ。水瀬真秀と敷条伊吹の双子の姉弟である。

かくして、オーヴァードによる『蠱毒』を生き残った二人は通常のオーヴァードと一線を画す能力を手に入れる。
Absolute-Zeroとeternal-BLAZE。炎と氷の因縁の姉弟は、これからどのように生きるのだろうか？

侵食値の上昇に伴って周囲の気温が低下し、100％を超えると氷点下まで到達する。
ダイヤモンドダストを周囲に纏って佇む姿は、さながら雪の女王といった様相である。