登録名：紺野和仁
コードネーム：拳魂一擲
性別：男
出身：
誕生日：1/27(デボン紀、カンブリア紀の提言者アダム・セジウィックの没日)
身長：195.3cm
体重：195.3kg
血液型：B
所属：UGN
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：キュマイラ
シンドローム2：―――――
シンドローム3：―――――
特記事項：
イメージカラー：紺碧
立ち絵メーカー：
立ち絵メーカーURL：
家族構成：父、母
好きなもの：魚料理全般、筋肉に良い食材
嫌いもの：空腹、破壊行為
趣味：筋トレ

・戦闘適性：A+
・継戦能力：A-
・命令順守：B-
・陣頭指揮：B+
・社会適性：D-
・RC技術：C-
・衝動耐性：C+
・特異能力：A

「プロジェクトAtoZ」のメンバーの一人。常人を遥かに逸した筋密度と筋肉量によって、圧倒的な筋力を生み出しているナチュラルボーン・デストロイヤー。最大の武器はその全身であり、あらゆる物質をいともたやすく破壊できる超常的な握力と腕力で、敵対対象の全てを破壊する。水中戦への適性もあり、海中における機動力は被験体の中でもトップクラスと言える。

起源を鎌倉時代の武家に辿る、由緒正しき武人の家系に生まれる。周囲との和を尊び、仁義を持って人と接する子になってほしい、という願いを込めて「和仁」と名付けられた。生まれついて、他の子どもたちよりも体重が度を越えて多く、身体的異常が見受けられるのではないかと何日も病院で検査を行った。彼の中に眠る異常。それは筋肉だった。常人の数倍の筋密度と筋量。それによって生み出される埒外の筋力と体重。現代日本においても、まれに生まれる先天性疾患「ミオスタチン関連筋肉肥大」。それが、彼に与えられた疾患名だった。
紺野の筋肉は、日を増すごとに増殖していく。通常の症例とは一線を画すその異常な筋成長率は、彼自身の日常生活をも冒していき、彼自身の意志とは関係なく、彼の周りの様々なものが、いともたやすく壊れていく。家具も、玩具も、そして、友人も。何もかもを壊してしまう自身の異常に、紺野が絶望しようとしていた、その頃。UGNから身体制御の方法を指南できるかもしれない、という一種の“商談”を持ち掛けられ、紺野家はそれを承諾。和仁はチルドレンとして活動を開始し、その中で力の使い方を知ることになる。
現在は、自分と同じように生まれ持ったレネゲイドの力によって悩まされる人を一人でも多く救うため、プロジェクトAtoZに協力しながら、同時並行でUGNの訓練教官の資格取得のための勉強を行っている。
「壊すしか能のない力なら、普通に物を壊すよりも誰かの悩みをぶっ壊すために使えたら最高にカッコイイと思わないかい？」とは、本人の談である。

18歳以下、かつピュアブリードのオーヴァードとして覚醒した少年少女を対象に、体内のレネゲイドを高濃度凝縮、および超活性を引き起こす実験を行い、レネゲイドの純度を高めることで、そのシンドロームの原型に近い形───Dロイスの獲得者をより効果的、かつ効率的に生産するための計画。
初期段階での企画被験体が26名であったことと、「シンドロームに関するあらゆる情報の網羅」が計画のためのプログラムに組み込まれているため、「包括」を意味する「AtoZ」がプロジェクト名として組み込まれている。
また、凝縮したレネゲイドの暴走を抑制し、コントロール能力を高める目的として、一部の例外を除く全メンバーは、それぞれの戦闘スタイルに適した武器やアイテムの形をした制御端末を保有している。これらにより、各メンバーの肉体に埋め込まれた生体リンクと反応し、自由に自身のレネゲイド放出を管理することができるようになっている。

生体リンクと一体化した刺青型の身体強化装置「デヴォニアン」を使用する。左肩、上腕部、左胸部および背部にかけて大きく刻み込まれた海洋魚の鱗のような文様の総称であり、一つ一つが紺野の筋出力コントロールする機能を持っている。