容姿

美しい金髪に紫色の瞳、白い肌と端麗さを備えているが、右目は空洞となって常に闇が渦巻いている。
幼少期に受けて来た実験の影響で太ることの出来ない体になって姉妹、首から下はかなり痩せ気味で、右目はなくなり、空洞のような闇が溢れて来る。
眼帯や義眼などで蓋をすることも出来ないため、前髪を伸ばしてそれらを隠している。

経歴

UGNで作られたデザイナー・ベビーであり、生まれてすぐの頃から実験を繰り返されて育って来た。
地獄のような訓練と実験を受け続けながらもレネゲイドの力を増幅させていき、UGNチルドレンとして育てられる。
脳波から読み取れる思想などに反乱思想を感じたため、問題児の溜まり場ことUGN・A支部へと送られる。

好きなもの

ハンバーガー。実験が終わり、自分の名が与えられた時に初めてまともに口にすることが出来た食事。
身体の影響で沢山食べることは叶わないが、それでも彼女にとって世界で一番のご馳走。
機嫌が悪い時もこれさえあれば口元に笑みが出る。
ハンバーガーに合う飲み物は色々と好き、しゅわしゅわしたアレは美味しかった。

嫌いなもの

白衣を着た人間、UGN職員、大人、注射器を持った奴、点滴、流動食……などなど、自分の実験の記憶を想起させる存在。

ロイス関係の人物

徐 福子
　ミアの所属するUGN・A市支部の支部長であり、モルフェウスとサラマンダーのクロスブリード。
　自身と同じように隠したいもののために前髪を伸ばしていたり、同じサラマンダーである点から仲間意識はある。
　彼女の持って来る案件に日々悩まされているが、そんな日々を悪くないと感じられるくらいには信頼している。
　それはそれとして、自分を狙ってくる異常者の女どもの相手をさせられるのはうんざりなので一度本気でブッ飛ばしてやろうかと思っている。

使用するエフェクトのフレーバーなど

エンジェルハイロゥ
　本来ならば輝かしい光のエフェクトを使っていたが、拷問に近しい実験や訓練の果てに本人の心がドス黒い物に浸食され、光のエフェクトが反転して重々しい闇のエフェクトへと変化しており、性質としてはバロールに近くなっている。
　しかしバロールのエフェクトには目覚めておらず「闇を内包したエンジェルハイロゥ」という稀な存在となっている。
　そのため、彼女が使う「光の手」や「主の右腕」は全て黒く、重く、暗く、ドロドロになっている。

サラマンダー
　誰の暖かさにも触れることが出来なかった人生を送って来たため、本人の心象風景が吹雪の様に暗く寒い世界となっている。
　それにレネゲイドウィルスが反応する形で、氷の力をより強化したエフェクトを放つようになった。
　Dロイス：究極のゼロにも匹敵する氷の力を備えており、本質的には彼女の孤独から来る寂しさが「氷の塔」や「氷神の悲しみ」となって形となっている。
　100%エフェクトのプラズマカノンは氷を生み出す際に生じるエネルギーそのものを氷と衝突させた「仮想の質量」を押し出すエフェクトとなっており、このエフェクトだけは氷ではなく純粋なエネルギーそのものが放たれる。

コンボ

暗誅冷厄(あんちゅうひやく)
　彼女の使用するエフェクトのほぼ全てを掛け合わせて放つコンボ・エフェクト。
　主の右腕、光の手を反転させた黒い闇が道しるべの様に相手の致命傷となる部分を指し示し、空気中の水分を急速に、全身が凍てつくほどの温度まで下げてから真っすぐに、尚且つ大雑把に放つ。
　放つ仮定で自身の身体の温度まで下げてしまうため、身体機能が少し低下する。

　名前の元になったのは「暗中飛躍」という四字熟語。

暗誅冷厄・滅(あんちゅうひやく・ほろび)
　上述の暗誅冷厄に、プラズマカノンを加えることで放つ自身の命すら削る超大技のコンボ・エフェクト。
　氷神の悲しみ、氷の塔によって生じたエネルギーと氷が混ざり合うことで仮想の質量が生まれ、それを的確に対象の致命傷となる位置へと撃ち込む。
　放つ際には指で指向性を示さねばならず、一点にしか放つことが出来ない代わりに絶大な威力を誇る。
　また、このコンボ・エフェクトを使用した際には指向性を示した指が炭化する程の反動が来る。

セッション履歴