登録名：キルシュ・フーカ
コードネーム：緋華落鷹
性別：女
出身：アジア中東部・名もない紛争地帯
誕生日：8/23
身長：169.2
体重：64.1
血液型：B
所属：UGN大和支部/「遺産小隊」
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：ハヌマーン
シンドローム2：────
シンドローム3：────
特記事項：

・戦闘適性：B-
・継戦能力：A+
・命令順守：A
・陣頭指揮：C
・社会適性：B
・RC技術：B
・衝動耐性：B+
・特異能力：EX

大和市支部支部長「葛西飛鳥」の保有する傭兵組織「遺産小隊(アーティファクトリー)」の一人。葛西の密命を受けて海外で活動する遠征組の一人で、国際警察としての立場を利用した世界各地の警察に対するコネづくりも担当している。群れることを嫌い、物事を包み隠さず言う性格とやや高圧的になりがちな口調から同世代からは怖がられがちだが、可愛いものや甘いものが好きな女子らしい一面も持つ年頃の女の子。大和支部の狙撃支援部隊を指揮するトラヴィス・ハスコールの直参の弟子であり、「遺産小隊」としての作戦中は彼の観測手(スポッター)兼支援護射手として活動する。

紛争と小競り合いが繰り広げられるアジア中東域に生まれ、物心つく前に両親を戦争で亡くす。その後、日本の巨大兵器製造マーチャント社長によって拾われ、社内保有の特殊部隊の訓練兵として教育を受けることになる。その際、社長の娘であった赤髪の少女にその眼の良さと狙撃のセンスを見出され、彼女の「遊び相手」として狙撃の技術を学ばされる。訓練を積み上げ、特殊部隊の内部でも少女が指揮を執る射撃、狙撃に特化した部隊に編成され、様々な作戦に参加する。オーヴァードとして覚醒したのも作戦参加中であり、敵兵の弾を受けて死亡した際のレネゲイドの放出によって覚醒した。
キルシュが18歳になったころ、自身の直属の上司であった赤髪の少女がマーチャントを失踪。彼女の後継としてキルシュは部隊長を任される。少女に置いて行かれたことに絶望したキルシュは、少女が去った理由を「あの人の『遊び相手』として不足があったからだ」と思うようになり、さらなる力を求めるようになる。只管に己を磨いた。只管に武功を積んだ。強くなるためなら、どんな手段も厭わず使った。遺産『天空の隼』もまた、そうした手段の一つとして彼女が用いたものの一つである。そうしてひたすらに強くなるために戦い続けた彼女に、二年後転機が訪れる。
警視庁のR担とUGNが協同してマーチャントを襲撃、マーチャントはこれに抵抗し、組織を挙げた徹底抗戦が行われる。キルシュも部隊長の一人としてこれに参戦。数多くの警察、UGN関係者を射殺する。『戦争』が激化していく中、キルシュは作戦に参加していた「遺産小隊」メンバー「トラヴィス・ハスコール」と交戦。一対一の狙撃戦を行うが、百発百中の精度を持つトラヴィスの技巧には敵わず敗北。キルシュに成長性を見出した彼によって「ただの犯罪者で留めておくには惜しい人材」として「遺産小隊」に引き込まれることになる。

狙撃衛星として機能するハヤブサ型のスナイプマシン「天空の隼」を使った狙撃戦を得意とする。飛行可能領域150mから繰り出される超広域監視能力と遠距離狙撃によって放たれる、「高さ」を活かした攻撃が持ち味で、「天空の隼」内に仕込んだマガジンを切り替えることで、纏わせる風の流れを変更、相手の回避行動や防御行動の隙を突く特殊弾道の再現を可能にしている。