UGNの研究所"アールラボ"にて培養され、UGNチルドレンとして生を受けたオーヴァード
エンジェルハイロゥの一部が持つ特性に着目し、「人工的に《光使い》(ライトブリンガー)の特性を持ったエンジェルハイロゥを生み出せないか」というテーマの元実験に実験を重ね生み出された子供。
生まれた後、"アールラボ"にて様々な実験や研究を行い、その後遺症として髪は白く、運動能力全般が他のオーヴァードと比較して非常に弱く、病弱な体質となってしまっている。また、視力にも後遺症が出ていたが現在は体内のレネゲイドウィルスを活性化することで一時的に視力を回復させることが可能となった。
"アールラボ"内で様々な実験や研究の対象となっていたが、ある日UGNの部隊が突入し、ベッドで点滴を打たれながら横たわる彼女を保護した。
その後はUGNチルドレンとして持ち前の《光使い》(ライトブリンガー)の能力を使い、主にジャームの処理や"FH"(ファルスハーツ)が関与していると思しき事件の対応に努めている。

性格は優しく丁寧な人物。自らの境遇からか、困っている人を見捨てられないという性格をしている。
常に笑みを浮かべ相手に丁寧に接することを選んでいるが、それは自らの恩人でありUGN日本支部長である"リヴァイアサン"霧谷 雄吾を模倣しているものと思われる。
病弱ではあるもののそれを気取らせず、常に自分は大丈夫といった態度をとっている...が、実際はそんなことはなく、無理やり開花させられた《光使い》(ライトブリンガー)を行使するごとに寿命が削れている
そして、どんな絶望的な状態でも諦めない心を持っている。どんなに困難な試練が待ち受けようと、必ず帰還して生き残る。
彼女のため散っていった多数の実験体(ひがいしゃ)達のためにも、自らが挫け、死んでしまうわけにはいかないのだから

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一部のエンジェルハイロゥには通常のエンジェルハイロゥを上回る光を放出できる存在がいる。それらは《光使い》(ライトブリンガー)と呼称され、通常のエンジェルハイロゥを遥かに上回る能力を有している。
"アールラボ"ではこの能力を人工的に植え付けることが可能なのかという研究が行われた。実験に成功すれば《光使い》以外にも《雷帝》(サンダーロード)や《羅刹》(タイラント)、《永遠の炎》(エターナルブレイズ)のような強力な能力を有するオーヴァードの人工的な生成も可能となるのではないかということもあったらしい。
その結果として確かに《光使い》(ライトブリンガー)の能力は目覚めた実験体はいたものの、多くの実験体は後天的に与えられた《光使い》(ライトブリンガー)の能力に焼き尽くされたり、《光使い》(ライトブリンガー)の能力が適合せず変化が起きなかったりと言った結果となり、1名のみに《光使い》(ライトブリンガー)の能力が目覚めたのは偶然であり、再現性はないと判断されプロジェクトは中止された。
その後、プロジェクトにかかわっていた"アールラボ"の研究員たちとUGNとの間でチルドレンの非人道的な扱いという点で対立が発生、プロジェクトにかかわっていた多くの"アールラボ"研究員は捕えられたが、一部研究員が逃走、その後彼ららしき研究員をを"FH"(ファルスハーツ)で目撃したという情報から"FH"(ファルスハーツ)へと逃亡していると考えられているが、確たる証拠は存在しない(この際UGN戦闘部隊"ストライクハウンド"と"アールラボ"の間で激しい戦闘があったらしいが公的に"ストライクハウンド"が出撃したという記録はなく、また"アールラボ"にそこまでの戦闘能力はないことから眉唾物の噂話と捉えられている...が、戦闘跡は存在するため一部では"FH"(ファルスハーツ)とすでに付き合いがあり、"ストライクハウンド"と"FH"(ファルスハーツ)の構成員との戦闘跡なのではないか？とも言われているが、どの噂も真偽は定かではない)