容姿・経歴・その他メモ

概要

自身を天才と称して憚らず、事実訓練ではそれに相応しい成績を残している。
成績は優秀で模範的なチルドレンではあるのだが、気質には幼さが残る。
UGNに十二本しかないゾディアックウェポンという刀剣を与えられている。
過保護な支部長には辟易しており、早く実践に出たいと望んでいる。
傲岸不遜な態度は、その実強い責任感の裏返しであり、能力のある自分は誰よりも前線で戦い仲間を守らなければならないと考えている。
大いなる力には大いなる責任が伴う。

作られた天才。
UGNによる能力強化手術を受けており、高い身体能力が特徴。
瞬間的な加速によって敵に知覚されない高速戦闘を得意とする。

一人称：俺
二人称：お前

過去

UGNの訓練施設である“ホーム”で生を受ける。
両親は誰か分からず、物心ついた時には既にオーヴァードとして覚醒していた。
“ホーム”での生活は退屈を極めた。
毎日訓練と座学をし、食事を取って就寝する。その繰り返しだ。
機械的な日々と閉鎖的な環境に辟易していた空は外の世界を望むようになった。
優秀なチルドレンになればここから出られるはずだ。
そう考えて空は“ホーム”で行われていた能力強化手術を受ける事にした。
手術は無事成功した。
空は自分よりも一回りも年上の子供たちと共に訓練を受けるようになり、天才と称されるようになった。
しかし、視点が変われば見え方も変わる。
年上のチルドレン達は知り合いからよく手紙を貰うという。
外の世界に旅立って行ったチルドレン達。彼らの話を聞くのが空は好きだった。
だが、同時に外の世界も希望ばかりではないということを知る。
“ホーム”を出たチルドレン達の訃報を聞くようになったのだ。
死因には任務中の殉死も少なくなかった。
空は次第に自身の力について責任を覚えるようになった。
“ホーム”から抜け出し自由になる事しか考えていなかったが、自由になった先で何をしたいのか。
力ある自分なら、才能を与えられた自分なら、救えるものがあるのかもしれない。
覚悟を新たにした空は10歳の誕生日を迎えたその日に小佐古支部に所属することになった。

小佐古支部での生活は快適だった。
初めて知った外の世界。自由に空の心は満たされていた。
しかし、1,2年もしないうちに不満の芽は花を開いた。
自分を天才というくせに、一向に任務を与えてもらえないのだ。
小佐古支部で誰よりも強いはずなのに実戦に出たことがない。
他の支部員は戦っているというのに、自分はいつまでも訓練ばかりを行っている。
焦燥感と苛立ちは募るばかりである。

武器

ゾディアックウェポン：No.8 スコルピウス

赤い刃を持つ大振りの刀。
EXレネゲイドに感染しており、重量を自在に変化させることができる。
これによりインパクトの瞬間だけ重量を増加させることで絶大な破壊力を産む。

履歴

セッション履歴