“虚価の天秤”葛城冴月
プレイヤー:OziTaso
「馴れ合いはしない。けれど、〝利益〟はきっちり回す。それで十分だろう?」
- 年齢
- 28歳
- 性別
- 女性
- 星座
- 天秤座
- 身長
- 168cm
- 体重
- 54kg
- 血液型
- B型
- ワークス
- UGNエージェントC
- カヴァー
- 美術鑑定士
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- モルフェウス
- HP最大値
- 25
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 4
- 行動値
- 9
- 戦闘移動
- 14
- 全力移動
- 28
経験点
- 消費
- +30
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | ||
|---|---|---|
| 政治権力 | ||
| 経験 | ||
| 仲間の死 | ||
| 邂逅 | ||
| ビジネス | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | |
| 犠牲 | 16 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | |
| 自傷 | 16 | |
| 侵蝕率基本値 | 32 | |
能力値
| 肉体 | 2 | 感覚 | 4 | 精神 | 1 | 社会 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 1×2 | シンドローム | 2×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 |
| ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | |||
| 回避 | 知覚 | 意志 | +1=2 | 調達 | 1 | ||
| 運転:四輪 | 7 | 知識:機械工学 | 2 | 情報:UGN | 2 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 生きる伝説 | ― | あなたは、購入難易度が設定されているものであれば、どれほど高価で希少なものであろうとも、たやすく入手することができる。 購入判定を行なえる状況で、判定の代わりにこのDロイスの使用を宣言すること。その判定は自動的に成功したものとみなされ、即座にあなたは希望するアイテムを入手する。購入不可のアイテムや、ユニークアイテム、他のDロイスで得られるアイテムは入手できない。このアイテムは常備化できず、シナリオ終了時に失われる。この効果は1シナリオに1回まで使用できる。 なお、GMはこのDロイスの使用を却下できる。却下された場合、使用回数は減らない。データとして用意されていない物(オフィスビルや組織など)を購入することも可能だが、必ずGMの許可を得なくてはならない。 なお、仮にシナリオの敵ゲストが所属する組織を購入したところで、敵ゲストが使用者にしたがうわけではない。 また、あなたが行なうバックトラックのダイスが-1個される。「バックトラックのダイスを増加させる」を行なった場合、ダイスの数を計算した後に修正を適用すること。「バックトラックを追加で振る」場合には適用されない。/『LM』P91 | ||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| 上司 | “和御魂&荒御魂"伊比津美摘 | 信頼 | / | 不信感 | UGN武上支部の支部長である女性。二重人格者ではあるが、そのメリハリのある仕事を評価している。 | ||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| みずからの受けた損傷を回復するエフェクト。 重圧を受けていても使用可能。あなたが戦闘不能になった時か、シーンの終了時に使用する。あなたは戦闘不能を回復し、HPを(LV)D点回復する。回復したHPと同じだけ、あなたの侵蝕率が上昇する。このエフェクトは侵蝕率100%以上では使用できない。/『EA』P129 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 特殊な物質を空中に散布し、一般人を無力化するエフェクト。 いつでも使用できる。シーンに登場している非オーヴァードのキャラクターは全員エキストラとなる。逆に登場しているオーヴァードは使用されたことが自動的に分かるものとする。このエフェクトの効果は、シーン中持続する。/『EA』P129 | |||||||||
| コンセントレイト:モルフェウス | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| 集中力を発揮するエフェクト。 組み合わせた判定のクリティカル値を-LVする(下限値7)。取得時に自分の取得しているシンドロームからひとつを選び、《コンセントレイト:サラマンダー》のように記述して、シンドロームごとに別エフェクトとして扱う。また、このエフェクトは選択したシンドロームのエフェクトとして扱うこと。/『EA』P129 | |||||||||
| ヴィークルモーフィング | 4 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
| 物質を変換して、乗り物を製作するエフェクト。 使用時に、ヴィークルモーフィング専用アイテム(『EA』P140)からひとつ選択する。あなたは選択したヴィークルを取得し、使用できる。この時、そのヴィークルに搭乗状態となってもよい。このエフェクトで取得したヴィークルはシーン終了時に失われる。/『EA』P81 | |||||||||
| 巨匠の記憶 | 2 | メジャーアクション | 効果参照 | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| 物品に宿る記憶を読み取り、過去の巨匠の魂を受け継いで偉大なる芸術を描き出すエフェクト。 このエフェクトは〈運転:〉〈芸術:〉〈知識:〉〈情報:〉と組み合わせることができる。このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+LV個する。/『EA』P82 | |||||||||
| 砂の加護 | 5 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 3 | ― | |
| 砂を操り、味方を支援するエフェクト。 対象が判定を行なう直前に使用する。その判定のダイスを+[LV+1]個する。このエフェクトは1ラウンドに1回まで使用できる。/『EA』P83 | |||||||||
| マシンモーフィング | 1 | メジャーアクション | 〈意志〉 | 効果参照 | 効果参照 | 至近 | 3 | ― | |
| アイテムを製作するエフェクト。 他エフェクトと組み合わせ不可。このエフェクトを使用することで購入判定が行なえる。また、このエフェクトを組み合わせた購入判定の達成値を+[LV×2]する。このエフェクトは1シーンに1回まで使用できる。/『EA』P84 | |||||||||
コンボ
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| *クリスタルシールド | 白兵 | 〈白兵〉 | -1 | 0 | 12 | 至近 | 水晶でできたかのような、ほんのりと輝く透明な盾。特殊な合金で作られており、あらゆる衝撃に耐えうるように設計されている。ただし、その分重量はすさまじい。 この武器を装備している間、他の武器は装備できない。 /『R2』P185 |
| 防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| *パワーアシストアーマー | 防具 | -5 | -10 | 25 | 硬化テクタイト製の強化服。まるで機械そのものを着ているような感覚となる。ただし動力の問題で長時間稼働できない。 装備している間、【肉体】による判定のダイスを+2個、白兵攻撃の攻撃力を+5する。この防具を装備した場合、シーンの終了時に装備が解除され、シナリオ終了まで使用できなくなる。 /『R2』P191 |
| ヴィークル | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 行動 | 攻撃力 | 装甲値 | 全力 移動 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| *モーフィングカーⅡ | ヴィークル | 〈運転:四輪〉 | -2 | 12 | 12 | 150m | 《ヴィークルモーフィング》で作り出した高性能の乗用車。《ヴィークルモーフィング》が3レベル以上の時のみ作成できる。細かい外見は作成者の思いのままである。 /『EA』P140 | ||
| *モーフィングロボ | ヴィークル | 〈運転:四輪〉 | -3 | 15 | 18 | 50m | 《ヴィークルモーフィング》で作り出したロボット。《ヴィークルモーフィング》が5レベル以上の時のみ作成できる。二足、キャタピラなど細かい外見は思いのままである。〈運転:〉のカテゴリーについては作成したキャラクターが作成時に決定すること。 /『EA』P140 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| 思い出の一品 | 2 | その他 | ― | 形見のライター、先輩の第2ボタンなど。 あなたが行なう〈意志〉の判定の達成値に+1する。 /『R1』P180 | |
| エヴリシングレディ | 30 | エンブレム/その他 | ― | セットアッププロセスに使用する。即座にあなたは希望するアイテムをひとつ取得する。購入不可のアイテムや、ユニークアイテム、Dロイスで得られるアイテムは取得できない。このアイテムは常備化できず、シーン終了時に失われる。この効果は1シーンに1回まで使用できる。/『UG』P29 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 0
| 10
| 120
| 30
| 0
| 160
| 0/160
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
設定
等しき重さなど、この世に存在しない。
天秤は、傾けるために作られた。
─────『秤の理』第三章「価値の錯覚」より
プロフィール
| 誕生日 | 10月09日 |
|---|---|
| 好物 | カフェインレスコーヒー、温かいスープ、クロワッサン |
| 嫌物 | 甘すぎるお菓子、馴れ合い、しつこい質問、時間を守らない人間 |
| 弱点 | プライベートに踏み込まれること、自分のペースを乱されること |
| 趣味 | 道具の手入れ、質の良い鞄や小物を探すこと、最新のオークション情報収集 |
| 特技 | 調達、鑑定、交渉、情報収集 |
| 一人称 | 私 |
| 二人称 | あなた、君、コードネーム |
| 道徳的アライメント | 真なる中立 |
概要
「私は取引の場に立つ者だ。あなたが必要なら、必要なだけ力を貸す。それ以上は求めないでくれ。」
“虚価の天秤”葛城冴月は、表向きはフリーランスの美術鑑定士として名を知られる存在である。企業や警察、財界からの信頼も厚く、彼女の鑑定に疑義を唱える者はいない。しかし、その仮の顔の裏で、彼女はUGN武上支部に籍を置く、名実ともに優秀なエリートエージェントだ。数々の実績を持ち、同業者からの信頼も高いが、彼女の物腰は常に冷静で、不愛想。他人とは必要以上に馴れ合わず、あらゆる物事を徹底的に損得勘定で計算し、常に“得”を選び続ける。
彼女の商売人としての能力は本物であり、豊富な人脈を活用し、必要な物を必要なだけ確保して現場に持ち込む。何より、冴月は損を隠すことが非常に巧妙であり、「彼女と組めば得をする」という印象だけを周囲に残す術に長けている。一方で、彼女は他人以上にレネゲイドビーイングを忌避している。 それはただの職業病ではなく、何か深く語ることのない私情がそこに隠されているようだが、その理由を彼女が口にすることはない。
彼女はモルフェウス・シンドロームの純血種のオーヴァードであり、戦闘時には調達した装備品で戦うことを主戦法としている。主に“パワーアシストアーマー”を着用し、動力が切れれば即座に新しい“パワーアシストアーマー”を着用するというリッチで効率的な戦法を取る。常に“クリスタルシールド”を所持し、必要に応じて“高速振動ブレード”やその他の武器を即時に調達し扱うことも可能だ。彼女はほぼあらゆる物品を柔軟に使いこなすが、本人の身体能力や戦闘センスはそこまで高くない。
冴月は、武器を「使う」のではなく「使い捨てる」ことで戦場を生き抜く、そんな合理的なエージェントである。
容姿、外見
体型は細身でありながらしなやかな筋肉を纏った均整の取れた体格をしている。無駄を嫌う彼女らしく、体脂肪も贅肉も一切感じさせないスタイルだが、戦闘のために鍛え上げたものではなく、あくまで日常の自己管理の賜物である。
髪は艶のある黒髪で、肩甲骨にかかる程度の長さを無造作に後ろで一つに結んでいる。 美容や流行には全く関心がなく、前髪も長めで左目にわずかにかかっていることが多いが、気にする様子は一切ない。
瞳は冷たいグレー。感情の波がほとんど表に出ないため、彼女と目を合わせても何を考えているのかは掴みにくい。敵味方を問わず、彼女の視線は「あなたをいくらで動かせるか」を測っているような重みを持つ。表情は常に無愛想で、口角が僅かに下がっていることが多いが、本人にその自覚はない。仮に微笑んだとしても、それは契約書に判を押す瞬間のような、乾いた笑みでしかない。
戦闘時はUGN製のカスタム“パワーアシストアーマー”を着用する。 必要になれば即座に脱ぎ捨て、新たなアーマーに換装するという効率的かつリッチな戦法のため、動力が切れたアーマーは文字通り「使い捨てる」。彼女が常に携帯している“クリスタルシールド”は、透明な高硬度素材で作られたシンプルな壁盾であり、表面には彼女自身が何度も磨き上げた痕跡が見て取れる。
私服は一貫して無駄のないスタイル。ダークカラーのスーツ、タイトなパンツ、シンプルで高級感のある腕時計とレザーのショルダーバッグ。 小物類のセンスは一流だが、華美な装飾は一切好まず、「良い物を、最適な状態で長く使う」ことを信条としている。
彼女が唯一、意図的に身につけている私物は、右ポケットに入れている古い懐中時計。 それは誰にも見せない、彼女の“思い出の一品”であり、現在も時を刻み続けている。
性格、人物像
葛城冴月は徹底した損得主義者である。彼女は物事の価値を常に「何を得るか、何を失うか」で判断し、そこに感情はほとんど介在しない。取引・調達・交渉――彼女の判断軸はすべて“自分と相手にとってどの程度利益があるか”で完結する。
ただし、彼女は損を隠すのが非常に上手い。彼女の取引はいつも得に見える。だが、その実、彼女は損を切り捨て、自ら背負うべき痛みは巧妙に隠し、まるで損をしていないように振る舞う。周囲の人間は「冴月と組めば得をする」と信じ込むが、それは彼女の計算のうちであり、本当に得をしているのは常に彼女自身だ。
冴月は他人と馴れ合うことを極端に避けており「誰も“自分の大事な人”になってはならない」というルールを自らに課している。必要以上に親しげに話さない。深く関わろうとする者には自然と距離を取る。誰かに必要とされることは、彼女にとって最も危険な感情の種である。
彼女は他人以上にレネゲイドビーイングを強く忌避している。表向きは「危険な存在」として嫌っているように見えるが、実際は自身の過去と深く結びついた個人的な憎悪であることを誰にも明かしていない。
合理的で、冷静沈着。冴月はあらゆる場面で「勝てる条件」を整え、無駄な衝突を避け、必要なら戦場すら自分にとって有利に作り変える。彼女は“戦うこと”そのものに執着はない。彼女が求めるのは「勝つこと」であり、勝つための物を正確に、適切に、揃えることに絶対の自信を持っている。
本人の戦闘能力は高くはないが、状況を整える力と装備を用意する能力は誰にも負けない。彼女は「自分の技量で勝つのではなく、揃えた道具で勝つ」という思想を一貫しており、それはかつての後悔の裏返しでもある。
他人に冷たいわけではない。彼女はただ、「誰も自分の大事な人にしない」ことで、自分を守っているだけだ。
その仮面の奥に何を隠しているか――それを知る者は、誰一人として存在しない。
能力、技術
「何を選び、何を捨て、何を護るか。それを決められるのは、常に私だけだ。」
葛城冴月の最大の強みは、その場で必要な装備を即座に調達し、状況に応じた戦場環境を瞬時に整える現場適応能力にある。UGN内でも屈指の調達技術を誇り、事前準備はもちろん、戦闘中でも適切な武器・防具・装備を即座に手配し、投入することを得意とする。
冴月自身は、戦闘においては好んで“パワーアシストアーマー”を着用する。このアーマーは、非常に高い膂力と防御力を付与する代わりに、常人には到底扱えない凄まじい重量を誇る。冴月はその質量を物ともせずに着込み、冷静かつ精密な動作でこれを扱うが、それは彼女自身の身体能力が高いからではない。彼女は「着こなす」のではなく「着させてもらっている」だけなのだ。
パワーアシストアーマーは冴月にとって“動くための道具”に過ぎず、動力が切れれば即座にアーマーを切り離し、新しいアーマーに換装する。彼女はアーマーを「着る」のではなく「使い捨てる」。装備とは消耗品であり、戦闘とは適切な物資を適切な場面に投下すること――彼女は常にそう考えている。
彼女の基本戦法は、パワーアシストアーマーの膂力を用いて装備品を運用し、必要に応じて“クリスタルシールド”で防御を固める。彼女はあらゆる物品を臨機応変に使いこなすが、本人の戦闘能力は決して高くはない。彼女は「自分の腕で戦う」のではなく、「自分の用意した物で勝つ」ことを徹底している。
冴月はモルフェウス・シンドロームの純血種のオーヴァードであり、武器・防具といった物体を自在に創り出し、運用することに長けている。その扱いは洗練されており、彼女の現場での柔軟性と資材投入の判断速度は、同業のUGNエージェントの中でも群を抜く。彼女は戦闘技術そのものを鍛えることには興味がない。「必要な物を必要な場面に、最適な状態で用意すること」こそが彼女の信条であり、それ以外の方法で勝とうとする者を、どこか冷笑している節さえある。
戦闘以外でも、冴月は圧倒的な人脈と交渉術を持ち、あらゆる物を、時に法をも越えて調達することができる。彼女の取引相手は気付かないうちに冴月の計算に巻き込まれ、「気付けば冴月と組むのが最も得だ」と思い込まされている。彼女はいつでも損を切り捨て、損得の天秤を常に自分にとって有利に傾け続けている。
冴月の「武器」とは、彼女自身ではない。彼女の武器は、物であり、情報であり、準備であり、天秤である。
経歴、過去
葛城冴月《かつらぎ・さつき》は、UGN武上支部に所属するエリートエージェントであり、若くして数々の実績を積み重ねた優秀な調達屋として知られている。その名前はUGN内部でも広く知られており、特に「どんな状況でも、必要な物を間違いなく揃える」現場適応力と判断速度を高く評価されている。
UGNに所属する以前は、フリーランスの美術鑑定士として活動しており、その人脈は官民問わず非常に幅広い。
企業、警察、財界のオークションハウスからも彼女の鑑定眼は信頼されており、「葛城冴月に頼めば、間違いのない物が揃う」という評判が浸透している。
UGN入りの時期は比較的若く、20代前半でエージェント登録を済ませており、武上支部に異動してからは現場エージェント兼、調達・装備供給のエキスパートとして活躍している。
本人は常に冷静で、必要以上に他人と親しくなろうとはしないが、彼女と組んだエージェントのほとんどが「彼女と一緒に動けば得をする」と口を揃えて語る。過去に他支部での任務経験があり、少なくとも一度はレネゲイドビーイング絡みの大規模事件に関わったことがあるらしいが、詳細は本人から語られることはなく、関係資料も上層部で封鎖されている。その経験の影響か、彼女は特にレネゲイドビーイングに対して強い忌避感を持っており、「得にならない存在」として切り捨てる態度を徹底している。
私生活に関しては非常に謎が多く、UGN内部でも「仕事以外で彼女の素顔を見たことがない」という者がほとんどである。彼女がプライベートで何を考え、どんな生活をしているのか――それを知る者は、今のところ誰もいない。
その他
ハンドアウト履歴
キャンペーン「Dirty Pair」
シナリオ「Cobalt Plan【蒼蒼計画】」
PC①用ハンドアウト
ロイス:“和御魂&荒御魂"伊比津美摘
推奨感情 P:信頼/N:指定なし
カヴァー/ワークス:UGNエージェント/指定なし
小佐古市からはみ出した患者を収容したり、未だに高頻度で発生するジャーム化の処理に向かったり…キミの所属する武上(たけがみ)支部は空前の人手不足となっている。
優秀なエリートエージェントであるキミはその異様さを強く感じ取っていた。
普段は虫も殺さない温厚な彼女さえ、もう一つの人格【戦闘用人格(デュアルフェイズ)】を露にするほどに激高していた。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 30 | ||||
| R1、R2、上級、UG、EA、LM | |||||