容姿・経歴・その他メモ

「感情なんて全部わたしに委ねて、楽になろう。ーーこれが愛だよ」

プロフィール

容姿

黒と灰色のツートンカラー。長いボサボサの髪を非対称に結っている。
白衣を愛用している。

性格

天真爛漫で表情をころころ変える……ように見せるのが上手い。
実際は相手の反応を鋭く察し、自分の望む反応を引き出している。
平凡な人物なら、感情も動向も、何もかも彼女の掌の上で転がされることになるだろう。

経歴

R対策室の末端研究所で生まれた「感情制御型オーヴァード兵器」。
育成のテーマは「暴力に依らないヴィラン制圧」。
暴力より、言葉・視線・雰囲気といった“人間の情動”を操作する力に重きを置いた設計だった。

感情を“読む”のではなく、“解析する”彼女は、やがて「誓約の瞳」という遺産(経緯は考え中)を手にする。
視線を交わしただけで、相手の欲望・恐怖・愛情・怒り――すべてが数式のように見えるようになった。

その力により、エイリは施設の研究員やオーヴァードを次々と掌握。
最終的には研究所ごと掌握し、一部をヴィラン組織として離反した。

白波 湊について

R対策室管轄の研究施設にて、エイリと同じく“感情制御型オーヴァード”として設計された少女。
他人の感情を強く受け取る「共感力」が突出していたが、制御が効かず、
被験者の苦痛に“同調”して泣き出したり、敵に情を向けてしまったりすることが多かった。
結果として「統制不能の感情過多型」として“失敗作”と分類され、廃棄寸前だった。
彼女にとっての唯一の心の拠り所は、同時期に育成されていた鴉宮エイリの存在。
感情を“読んで”、それでも“動かされない”エイリに対し、
「わたしが、あなたの感情になる」と信じて寄り添っていた。

やがてエイリは「誓約の瞳」を得て力を増し、研究所の支配権を掌握。
湊に対して「これが愛だよ」と微笑みながら語った――支配こそが、愛だと。

しかし、湊はその“愛”を受け入れなかった。
こうして二人は袂を分かち、湊は正式なヒーロー登録を受け、「人を信じること」「感情に寄り添うこと」を力に変えるヒーロー"共命(レゾナンス)"となった。

「異常」の自覚

彼女は、ついてこなかった。
予測通りだ。観察結果、行動記録、発話傾向、全てが「離反」を示していた。

それでも、どこかで、わたしは「泣くかもしれない」と想定していた。

でも――

なにも起きなかった。
感情は、予定通り静かに止まった。
わたしは、自分自身の心まで、解析してしまっていたわけだ。

履歴

https://typical-seer-a16.notion.site/180f3d6a7d3e81a2988cdd7767331ab3

## PC4：異常

君は生まれながらのヴィランである。抑えきれない衝動、周囲とかみ合わない思考など何らかの理由で今の世界に溶け込めなかった。君は自分が異常であることを認識し、ヴィランとなるを選んだ、あるいは自然とヴィランとなっていた。

※固定ロイスとして自分が異常であることを自覚する切っ掛けとなった人物・組織・出来事を設定すること。

第2話

シナリオロイス：レゾナンス　推奨感情：親近感／隔意

復興祭で再会した“失敗作”だった彼女は、レゾナンスという名でヒーローになっていた。
あらゆる痛み、苦しみに理解を示す彼女の傲慢さを見せた彼女に、ヴィランとしての道を共に歩む未来が垣間見えた。
そんな中、FHの常連客から連絡が入り、“誓約の瞳”と指輪の力についての興味深い話を聞かされるのだった。

セッション履歴