容姿・経歴・その他メモ

歌うことが好きで、鳥が囀るような美しい歌声をしている。
口下手だが、歌を通してなら感情を伝えられる。

鳴が生まれたのは、山間の小さな村。そこでは、双子の片割れは妖怪の子と言われており、5歳を迎えるまでにどちらが人でどちらが妖怪か見極めて、人でない方は"山に帰す"決まりになっていた。
双子の鳴と響は、そんな村で忌み嫌われ、互いに肩を寄せ合いながら幼少期を過ごした。
そうして、2人が5歳になるひと月前。忌み子とされたのは鳴の方だった。鳴は山に捨てられ、その短い人生は呆気なく幕を閉じた、はずだった。
死をトリガーに、鳴のレネゲイドが覚醒。この瞬間、鳴は本当に｜人を超越した存在《オーヴァード》になったのだった。
状況を飲み込めず独り泣いている鳴の元に、たまたま雪が通りかかり、成り行きで鳴を引き取ってくれた。

雪との生活は穏やかで、幸せそのものだった。しかしそれも長くは続かず、雪はテロ組織に殺されてしまう。
呆然とする鳴に寄り添い、支えてくれたのは山のレネゲイドビーイング達だった。彼らに導かれ、鳴はゼノスに身を置くことになった。

コードネームは、雪から｜春告鳥《ウグイス》みたいだと言われたことから。(最初は成り行きで鳴を拾っただけだったが、いつしか雪の生活にあたたかな春をもたらしてくれた。鳴は雪の言葉の真意に気づかず、歌を褒められたと思っている)
潜入任務などでフルネームが必要な時は、雪と暮らしていた神社「美鈴神社」から、｜美鈴《みすず》 ｜鳴《めい》と名乗っている。
　

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