容姿・経歴・その他メモ

「ギャーッ！また暴発！違うんですわざとじゃないんです！」
「『忘れたくないこと』と『思い出したくもないこと』。この先どっちが増えていくんだろう」

概要

オーヴァードアカデミアの新入生。未来のトラブルメーカー。
イギリス人の母から受け継いだ金髪碧眼、丈の余ったローブ、顔の半分を占めるメガネ。
彼女を初めて見た人間の多くは、小動物に対する庇護欲に似た印象を抱きがちだが、
ごく近い将来、煤まみれの風紀委員に追いかけ回される煤まみれの彼女の姿を週に１度は見かけることで、その認識を改めるだろう。

経歴

『どうりで身長が伸び悩んでると思ったら』本人談、UGN管轄の病院にて。
一般家庭でそれなりに育ったみのりが『古代種』と呼ばれるレネゲイドウイルスに感染、発症したのは13歳のころ。
先天性心疾患の完治と引き換えに、彼女の肉体年齢は文字通り止まってしまった。
レネゲイドウイルスがもたらした禍福は強い好奇心と未来への恐怖を同時にもたらし、祖母の葬式で出会ったフレデリカ・ソールトとの出会いが小さな背中を押した。

その島では、自分と同じ年頃の怪物たちが当たり前に暮らしているという。
この先何年生きようが、これからの3年間はきっと一度しか訪れないのだ。
そう直感した彼女に、学園島の”魔女“の誘いを断る理由はなかった。

能力

「『見えないものの声を聞き、彼らの小さな手を取る』────やってることは、昔も今も変わらないんですよ！」
　ソラリスシンドローム由来の能力から繰り出される、最強の『魔女ごっこ』。
　民間説話・伝承・創作物における『魔女の魔法』から着想を得て、エフェクト出力増強、身体能力向上、再生能力増大などさまざまな薬効を対象に与える。呪文、方陣、誓約、その他ファンタジックな『お約束』の体系に則ることで、自身のエフェクト操作精度を向上、安定させている。気の持ちようとはよくいったもので、駄目なときはだいぶ駄目。

当然ながら飛行能力はない。アカデミアの魔女は華麗に自転車を乗り回す。

人格

内気で良識的な小動物の薄皮を剥がせば、好奇心と探究心の塊が顔を覗かせる。
いわゆる“青春”を想起させること、幼少期に体験できなかったことへの憧れ(コンプレックス)も強い。
自身の『魔女しぐさ』について、ある程度俯瞰的に捉えている節がある。
最近、ライフワークとしての日記を書き始めた。

好きなもの:散歩、実験、食べ歩き
苦手なもの:不安を煽るもの、圧が強い人

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