容姿・経歴・その他メモ

髪

黒色+白色

瞳

青色→黄色

肌

肌色

　UGN日本支部のエージェント。特定の地方支部には属さず、要請を受けて地方支部に飛ぶ。
　明瞭快活で声の大きい活発な少女。自身を「スーパーヒーロー」と自称し、軽口を叩くお調子者だが信念は本物。
　そういった元気な要素とは裏腹に、線引きがしっかりと成されており、自身で物事を深く考え判断し行動できる一人前でもある。
　また、正義感が強く、仲間の危機を見過ごせない。そしてその救いの手を、仲間や人々のみならず、敵にも差し伸べることができる慈悲の心を持っている。
　二ノ宮棗は今日も戦い続ける、誰かを殺すためではなく救うために。守るために。

経歴

　チルドレン上がりのUGNエージェント。弟に本部チルドレンとして活動する「二ノ宮柊」が居る。
　柊とは半年に一回しか連絡を取っておらず、そのせいでいまだに弟からはチルドレンだと思われている。

　孤児。レネゲイド関係の事件に巻き込まれて両親を失ったとされているが、その両親もオーヴァードであった疑惑がある。
　物的証拠があまり残っていないために真相は闇の中であるが、両親の顔を覚えていないせいで姉弟の反応は意外にもドライであった。
　なお、回収された時点で姉弟共に感染・覚醒しており、レネゲイドの"特異性"は姉の方が劣っていた。
　その後はUGNチルドレンとして芽生えたレネゲイドの力をコントロールする研鑽に努める。
　
　幼少期以前から娯楽の一環として触れていた漫画を愛読しており、行動理念をそれに基づいているところがある。
　自称「スーパーヒーロー」はここからきており、絵空事のような正義を本気で貫こうとしている、悪く言えばお子様な性分。
　顔も知らない両親を守れなかったことが覚醒のトリガーではないかと考えているが、本人自体はレネゲイドに覚醒した経緯に関してはあまり気にしていない様子。

　当初は弟と同じ地方支部に属していたようだが、弟よりも早くその支部を離れている。
　日本支部のエージェントとなるべく自分を売り込んだわけだが、奇しくも弟も本部のエージェントに自分を売り込んでいた。
　他の人よりも長くみっちりと訓練に励んだことで、日本支部のエージェントとして活動することを許可されている。

　その後、どこかのタイミングで起きたFH絡みの事件でヨハン・C・コードウェルと交戦している。
　彼の圧倒的強さと、それに見合わない精神性を見抜きはするものの、当時の棗では敵う相手ではなく撤退を強いられた。
　それ以降は、ああいった強い手合いに負けないために更なる研鑽を積むことになる。

人物

　上述通り、活発でおおらかな少女。バカといえばバカ。
　度が過ぎるほど素直で真面目で優しいが、その「甘さ」が命取りになるぞといろいろな人物から指摘されるほど人情に溢れた人物。
　漫画で読んで憧れたスーパーヒーローの理念を本気で信じる夢みがちなところもあるが、それ以外は普通の女子高生と言わんばかりのはっちゃけぶりを見せる。
　UGNとFHの関係と、UGNの理念や行動を理解した上で、それでも自分の「正義」を貫くことを信念としている。
　困っている人がいれば見捨てず、仲間が傷付けられれば怒り、どんな強大な敵であろうと果敢に挑む、そういった「熱さ」を持っている。

　また、そういった優しさを弱いものや味方だけでなく、敵に差し伸べることができる「慈悲の心」の持ち主でもある。
　また、持論として「死を覚悟すること」と「死ぬ気」は違うというものを持っている。彼女は「死ぬ気で頑張る」ことができるが、それは玉砕覚悟ではなく、生きるために死ぬ気で戦うのだ。

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