容姿・経歴・その他メモ

　生まれながらにオーヴァードとして覚醒し、好奇のままに力を探求したことによって幼少期には既に人へ危害を加えかねないほどの力を得る。
　光弾で穿たれ頭部の吹き飛んだクマの人形を前に、それでも両親は彼女を普通の女の子として叱り、普通の女の子として育てた。
　両親の教育によって破壊の衝動に裏打ちされた探求の意志は鳴りを潜め、ただ文字通りに光を掴めるだけの少女として彼女は日常を送っていた。
しかし弟妹が生まれるかもしれないという談になって、両親が自らの能力を深刻そうに相談していたことを偶然目撃。
　これから生まれるであろう弟妹のためを思って家出し、その過程で存在がUGNへ発覚。チルドレンとして施設預かりとなる。

　ゲーム好きの父の影響を受けており、かなりのゲーマー。デジタルもアナログも好き。
チルドレンとして入れられた施設にゲーム機がなかったということで脱走したほど。
　その脱走劇は比較的緩い施設管理人の自腹でのゲーム機購入によって幕を閉じた。

　ゲームは一日一時間という厳粛なルールに抗弁を垂れてまた脱走。
比較しなくても緩い施設管理人の鶴の一声によって一日三時間までゲームを許され帰宅。

　休日と平日で時間制限が同じなのはおかしいんじゃないかと抗議を兼ねて三度脱走。
ゆるゆるな施設管理人は休日の制限撤廃を宣言し、施設全体で休日はゲームに興じることとなった。
　しかしながらそうまでしてゲームにこだわるのは単に断絶してしまった家族とのか細い繋がりをそれに求めるだけの代償行為に過ぎない。

　一般常識の凡そをゲームから仕入れているため著しく知識に偏りがある。


ゲームが好きだった。
お父さんがゲーム好きで、お母さんに黙って最新機種を買ってきては怒られていたから、どうして怒られてもやろうとするんだろうって気になったのが多分最初。
多分っていうのはそれくらい小さい頃から、それこそ物心がつく頃にはコントローラを握っていたから。ほんとはあんまり覚えてないんだよね。

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