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幾千もの記憶。あるいは幾万もの物語。

それが夢想であれ、現実であれ、私があやふやな狐もどきだとしても……
これだけの物語を生み出すのは愛がなければできないでしょう？

だから私は今日も、人に寄り添い愛するの。

──たくさんの愛〈きおく〉を大事に抱えて。

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好きなもの:人、狐
嫌いなもの:災害
綺麗だと思うもの:物語、人間の文化

「人間が大好きなの。……おかしいかしら？」
「こんな狐でよければいくらでも手を貸すわよ」
「ご飯はちゃんと食べてる？夜更かしはよくないわよ」
「あら、可愛い子ねぇ〜。困ったことがあればお姉さんにいつでも相談していいからね！」
「この幾千幾万の物語を、愛と呼ばずして何て呼ぶのかしら」

人間大好きでいくらでも構いたがるレネビ(化け狐)
普段は人の姿をとっているが本来は狐の姿(尻尾の数はその日によって1本〜9本の間で変動する)
データ的には経験点30点ごとしっぽが変動します。
オリジン：レジェンドのとおり、狐と人の物語が集まって生まれた存在。
人を愛したり見守ったりする記憶(物語)が多いことから人への好感度がバカ高い。だいたい母親か親戚のおばさんみたいな構い方をしたがる。

・名前
記憶の中にこがねと呼ばれた記憶があったから使ってる。苗字は探偵事務所に入る時に適当につけてもらった。

・人間のときの外見
人を誑かす妖狐要素がでているらしい？

・記憶
狐と人間にまつわるお話をまるで自分が経験した記憶のように覚えている。

人と共に暮らした狐、幼子を守り育てた狐、人を化かしてイタズラする狐、人間の男と結婚した狐、神様として人を見守る狐、etc……
退治された記憶もあるけど人間に寄り添った幸せな記憶が多い。
生まれた時から死ぬ時まで繋がった記憶は無く、自分の記憶だと断言できるものはない。
この記憶たちが全て実在の物語なのか存在しないのかわからないが大切にしている。
一番親近感と懐かしさを感じる記憶があり、それが自分自身の記憶であってほしいと願っている。

・災害について
街も人も暗くなるから嫌い。
人も動物も自然の恩恵を受けて生きて、ときには自然の力に殺されるのがこの世界の摂理。たかが狐もどき1匹にはどうしようも出来ないから悲しくなる。
それはそれとして困ってる人がいたら手を貸しまくる。

・降月探偵事務所
こがねが所属する探偵事務所。兎傘錺が代表を務めている。
代表がとある島でおきた事件でプランナーと対峙したことがあるらしい。それからどうなったかはわからないが、プランナーがたまに事務所に依頼に来ることがある。こがねも探偵として何回か会っている。




・このレネゲイドビーイングの人格となった狐は生きていた。(とある老夫婦が暮らす森の中で子を育てていた母狐。ペットほど人間に近くはなかったが、たまにエサをもらったり害獣を追い払ったり、良き隣人として同じ森の中で生きていた)
・老夫婦が亡くなり、母狐も息を引き取って数年経過したあとにレネゲイドビーイングとして目覚める
・この母狐の記憶もこがねの記憶の中にあるが、母狐≠こがね
・記憶はこの世界で本当にあった話と、誰かが作ったお話が混ぜこぜになっている