経歴

　生まれついてのオーヴァード。双子の弟、廉也が母親の胎内でレネゲイドウイルスに感染したことでレネゲイドそのものに対する過剰な反応が対抗種の能力を目覚めさせたと考えられている。中学に入ってから能力を自覚し、それと同時期に弟に対する理由のない嫌悪感と殺意が膨れ上がっていった。当時世話になっていたUGNの関連施設で検査したところ、本格的に覚醒したウロボロスの同族食いの本能と、対抗種としての血がそれに関連しているという結論に至る。UGNや家族と相談して弟を自身から守るためにL市で一人暮らしをすることとなり、そこで伊吹凛と出会った。常に明るく自分に自信をもっている彼女にあこがれている。冷静――というより優柔不断で判断が遅れがちなだけだが――な性格が災いして周囲には彼女のストッパーを任されることが多い。
　戦闘時には爛れた黒いうろこ、蝙蝠の様な一対の翼、そして身の毛もよだつ腐臭を持つ巨大な蛇に変身する。周囲への影響、そして登也本人の戦闘時の姿を見られたくないという希望からイリーガルとして活動する時は単独行動が基本。

性格、その他

　仏頂面で自分のことを語りたがらないため一見冷静だが実は優柔不断で、意見を決めかねているうちに周りに流されてしまうことも多い。UGN所属のオーヴァードとしては古株だが、イリーガルとして訓練を積んだのは比較的最近であるため同世代のオーヴァードの友人は少なめ。UGNには昔から世話になっており感謝している一方で、自分たち所属のオーヴァードにも何かを隠しているような印象を抱いており懐疑的である。

セッション履歴