元はレネゲイド災害緊急対応班・欧州方面担当のルカ班班長だった。情に厚く明るく気さくな性格の班長として部下から慕われておりヴォルテル自身もよく部下の面倒を見ていたが任務中に遭遇したレネゲイドビーイング「インディゴ」に多くの部下が憑りつかれた際に部下を撃つのに躊躇いを持ってしまい結果多数の部下を失ってしまった。
担当議員のアッシュ・レドリックに責任を追及され班長の職を辞し、死に場所を求めてレネゲイド関連の事件が増加している日本に単身赴いた。
この件でレネゲイドというもの、特にレネゲイドビーイングという存在に嫌悪感を持っており「バケモノとなってしまった自分の命を使い潰して自分以上のバケモノ、ジャームやレネゲイドビーイングを出来る限り滅ぼしてかつての部下たちへの手向けにする。」という考えに囚われている。
普段の素行の悪さも他者に距離を取ってもらう為だったり己の孤独を紛らわせる為。元来の女好きの部分も多少はあるだろうが。

UGN武上支部のエージェントとして頻発しているジャーム化事件の対策として同支部のレネゲイドビーイング・アセリアとともに市内の病院に薬品を搬入する。同病院に入院していた日々出晴英から情報の聞き込みをしたり入院中の子供たちと交流を深めたりしたが子供たちのレネゲイドウィルスが暴走したためアセリアと共に鎮圧に当たった。その後、暴走の原因が因縁の相手であるインディゴと判明。因縁にケリをつけるべく晴英が攫われた廃協会に赴いた。
インディゴを倒す事には成功したものの、支部長の正体、都築京香による一般人を省みない作戦、アセリアの持つ驚異的な力を目の当たりにしてレネゲイドビーイングの危険性を再確認し、以前のような甘い判断を下さないように決意を固めた。