華奢で明るく可愛らしい、和装の似合うどこにでもいる大和撫子な女の子。
それ故に彼女が振るう三尺余りの大太刀とのギャップに対した者達には忘れられない姿と化す。

日本有数の名家の生まれであり現当主である。
表向きは広い日本屋敷に住んでいる自称・深窓の深窓の令嬢（？）であるが、れっきとした歴戦のFHの傭兵である。
源家は現在では存在しないはずの源氏直系の一族である。源氏の血を色濃く守り続けている。笹竜胆の家紋を未だに保持し続けているお堅い一族。表の顔は日本有数の地主であり莫大な財力を持っている金持ちだが、裏の顔は1000年以上続く妖狩りの武家である。有数のオーヴァード排出家系だが、UGNに行くものもFHに与するものも様々である。正し、彼らの共通の目的として妖、ジャーム撲滅が叩き込まれている。代々次期当主となる者には家宝である宝剣と1000年間受け継いできた一子相伝の秘剣が授けられるという。
だが、ある日を境に源家は崩壊してしまった。原因は不明だが、一族郎党の殆ど全員が不審死を遂げたのだ。

明るく能動的。可愛らしく如何にも守ってあげたくなる系の少女。男女問わず彼女の美貌（？）の前ではメロメロである。
だが、仕事のことに関しては意外と真面目で厳しいタイプ。見た目に反して出来る（少

かつて平安の都を魑魅魍魎から護ったとされる源氏武者が振るった剛剣。特に妖狩りに特化した討魔戦術を代々継承しているのが彼女の一族である。その中でも当主となる者だけが継承される秘剣は「朝家の守護」と名高い源頼光の剣技であると噂されている。
剣才が取り立てて無かった彼女は本来継承できないはずだったが、病弱な妹の代わりに男勝りな気性だった彼女が受け継いだ。
今有している剣客としての力は純然たる努力の賜物である。
普段の彼女では十全に技を発揮できないが、本来の姿であれば限定的にではあるが源頼光に手が届く実力となるだろう。
怪異の力を取り込み半妖と化した彼女は妖炎を纏い敵を葬る。

「宿直草」における絡新婦の逸話によるもの。青年武士の前に現れた女が抱いていた子供を斬らずに女に化けた絡新婦だけを斬った、後に子供は五輪塔であったことが分かり「急なるときも、思案あるべき事」と題されたことに由来する。彼女に流れる武家の血と共鳴して発現した。
加護を受けた者は極限状況の戦闘において死角からの急襲でも対応できる瞬発的な反射神経を得る。彼女の場合は無意識に対象を凍結することで無力化するという現象として発現した。厄介なことに彼女に害が発生するという結果に対してレネゲイドが活性化して迎撃するため本人の認識如何に関わらず自動的に発動する。

怪異「絡新婦」を宿した際に彼女から漏れ出た機械の子蜘蛛達。毒や炎による攻撃や妨害等も可能だが、彼女は治癒能力を好んで命じている。各機体は全て情報が共有されており寸分たがわない物であるはずだが…微妙に異なる個性を持っているようにも見える。

種別：対罪結界　レンジ：1～99　最大補足：レンジ内全て
術者を中心とした半径可変の球状結界を展開し、結界内に囚われた敵から瞬時に熱を奪い氷漬けにする。氷刀の担い手が振るうは斬るべき罪人全てを一刀のもとに執行する極冠の抜刀術。
裏切者の地獄とされる地獄の最下層コキュートス、底にあるは第四層ジュデッカ。最も重い罪、主人への裏切りをはたらいた者が氷漬けにされているという。その中でも中心に幽閉されているのが魔王サタンであり、彼女は自身を叛逆者としてサタンの位置に疑似的に当て嵌めて結界を生成している。そのため彼女自身はその場から身動きが取れないため、一歩も動かずにただ刀を抜き放つのみ。
裏切者全てを裁くという仕様は彼女もまた例外ではない、自分自身が行った裏切りに対しての代償も同時に支払われるのである。