容姿・経歴・その他メモ

　空間移動による疑似的な高速移動を得意とするオーヴァード。ジャームが死ぬまで力いっぱい刀（鉄の棒）で叩く、という極めてシンプルな戦術を振り回して戦う。
　キュマイラの動物的形質はチンパンジーであるため外見的変化がほぼ存在しない。身長と腕を比べると腕がやや長いかな、程度。
　大雑把でせっかちな性格。怪力がどうとかいう話でなく、シンプルなそそっかしさ由来で皿洗いが苦手。偽装のため持ち歩くエレキギターは弾けなくもない、リズムが走りがち。

　天城和人とは約一年ほどコンビを組んでいた。ひたすら前のめりな自分についてくるスゴイ奴と評していたが、内心では彼にフォローをつけた方が良いのではないかと悩んでいた。その場合、他人を支える力のない自分とはコンビを解消するとも理解していた。
　二年前の失踪時からピアスの数が増えた。ギターの腕前と服のセンスは相変わらず。
　かつての相棒と今のバディであるPC4を比べないようしている。彼または彼女のことをひたすら前のめりな自分についてくるスゴイ奴と評しているし、今回は他意なくすごいと思っている。思えるよう努力している。

　およそ10年前、殺人事件に巻き込まれ両親を失い自身も瀕死の重傷を負う。本当のところ両親と共に一度死に、オーヴァードへの覚醒により生還を果たす。死体が起き上がったという通報を発端にUGNに発見、保護された。
　以降は力のコントロールを兼ねてエージェントとしてUGNに協力している。その過程で両親がレネゲイドウイルスと関わりがあったのではないかと疑いを持つが現場が忙しいためそちらの調査は捗っていない。私的なシンパに丸投げ中。
　事件当時運よく被害を免れた妹がいることは秘密。普通の世界で生きる妹と決別するため、事件以来偽名を使い続けている。

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