髪型は銀色のボブカット。
瞳の色は琥珀で、片方の目が前髪で隠れている。
そこに傷があるという訳ではなく、ただ前髪が長いだけである。
前髪を流そうとすると恥ずかしがるのはここだけの話。
能力使用時は、段々と瞳と髪が黒に染まって行く。黒薔薇とよばれる所以。

物静かな性格をしていると思いきや、普通にお喋り好きで活動的。
そのおかげか、UDNチルドレンの同期とはすぐに打ち解けることができた。
仲間思いであり、大切な友達を傷つける者は誰であっても許さない。

これまでに数々の任務をこなしてきたが、自分が守ってきたものを見ている余裕はなかった。
そのため、人々の "日常" というものを知らずに今でも生き続けている。
それよりも、仲間が死んだという結果ばかりに目が行っている状況である。
「終わらない任務と仲間の死」これが黒咲星奈にとっての "日常" 。

同期の仲間たちは、人々を守るために死んでいった。
だが、世の人々はその事実を知らずに今日も生きている。
まるで、そんな者たちが最初から存在しなかったかのように。
このままでは、仲間たちの死(存在)が忘れ去られてしまう。
そう考えた星奈は、自分たちがこの世界に生きている、生きていたという事実を人々に知らせようと考えた。