容姿・経歴・その他メモ

清潔かつ理知的な印象を与える長身の成人男性。安定した家庭に生まれ生物学を修める大学院生として日々を過ごしていたが、ある日地元がレネゲイド災害に巻き込まれ両親を喪う。たまたま共に遠出をしていた自身と妹・仁奈は無事だったものの、災害についての情報に不審な点があると考え独自に調査を開始。幸運なことにFHより先にUGNと接触することに成功し、そのまま所属することになった。物心ついたころより「女子供でも銃を持てば訓練を受けた相手でも殺害しうる。この事実が(過去と比べ相対的に)平和な現代を守っている」という些か過激な思想を持っており、一般人が隷従することなくオーヴァードと共存するためには「まず一般人へオーヴァードに対して有効な武器を与え、オーヴァードという知恵ある獣に対する恐怖を緩和すること」が重要だと考えている。UGNに所属してすぐに彼は「『ウィルス発症・覚醒時にかかる心身への負荷』、『兵器転用が容易な対抗種と呼ばれるオーヴァード』双方を調査するべき」と主張。自らを実験体とし、ジャーム化・死亡のリスクを超えて、対抗種のオーヴァードとして覚醒した。自身やその思想が一般的にはズレていることは自覚しているため、表向きには「FHをはじめとした敵対組織との武力衝突を見越して」というそれっぽいお題目を掲げて研究資金を調達。すべては妹をはじめとした力無き一般人たちと自分たちオーヴァードの共存のため――彼は、より効率的にオーヴァードを害する方法を研究し続けている。

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