特徴

CNはFHでのもの学園ではCN無し。
戦闘スタイルはインファイター、相手の攻撃を受けても止まらない連撃を放つ。
完全獣化の演出、外見的な変化は牙と爪が多少伸びる程度。だが戦闘本能が剥き出しになり体のリミッターが外れ超パワーを発揮する。
自信家で良く吠える。

生まれ

どこの誰の子供とかは覚えていなかったが少なくとも最初はただの子供だった。
物心が付いた頃にはもう望咲市の施設にいた。
計画の主旨からしてみれば結城 紫水も多くの子供達と同じ失敗作だ、だが彼の特記すべき点はその戦闘能力の高さだった。
成功作を合わせても他の実験台の子供とは比較にすらならないほどの戦闘能力、その原因はレネゲイドが暴走する事によりレネゲイドの性質が変化しより戦いに特化する特異性を秘めている為だった。

当時ウロボロスシンドロームは希少だったがレネゲイドを暴走させ力を増すオーヴァードは存在していた、それと同系統の力であることは間違いないが様々な相違点が見られ、亜種とも言える存在と認識されていた。

施設では同じ様なレネゲイドを暴走させる事によって真価を発揮する子供達は他の子供とは別の部屋で管理されていた。
鷹宮 里琴と出会ったのはそこだった。
とはいっても当時の俺は5歳、里琴は2～3歳の子供だったから特別会話とかしてた訳じゃない。
それにその部屋は普通の実験に加えレネゲイドの暴走を頻繁に起こされる為、多くの子供達は疲弊していて、ジャーム化して処分される子供も少なくなかった。

そしてUGN望咲市支部が行った作戦の中、研究所の連中は俺達を時間稼ぎにUGNとぶつける為に俺達を暴走させ様として来やがった、部屋にいたほとんどの子供達はジャーム化し暴れ回っていたが、俺と里琴だけはまだ正気を保っていた、俺は里琴を担ぎ、無我夢中にジャームや研究員、UGNを殺しながら何とか外へと逃げ出した。

俺達は数日間とにかくあの場所から離れる為に歩いた。
でも子供の足で里琴を連れ満足な食事や休息が取れていない状況ではいくらオーヴァードとはいえもう既に限界を超えていた。
里琴が転びそれを起こしてやろうと引っ張り上げようとしたが力が入らずその場に倒れてしまった。
せっかく逃げ出せたのにこんな所で野垂れ死ぬのかと、そう思った時に1人の人物に俺達は拾われた。
その人物がFH日本支部支部長 都築京香だった。

都築京香

FHに拾われた俺達はFHチルドレンになった。
俺はもう2度とモルモットの様な扱いはごめんだ、立場があれば自分や里琴を守れると思った俺は都築京香に直談判した。
俺がマスターエージェントに勝てたら俺をマスターエージェントにしてくれと。
都築京香は笑って了承した、呼び出されたマスターエージェントは気だるそうに俺の前に立ち、苛立ちと殺意に満ちた視線をこちらに向けていた。
今思えば無謀にも程がある、FHの中でもトップクラスであるマスターエージェントに対して5歳の子供が殺し合いを申し込むなんて。
…だが俺は勝った、自分より遥かに強かった人物が肉塊となって足元に転がっていた。
その時は自分の実力で殺ったと疑いもしなかったが、今にして思えば確実に都築京香が"何かした"のだろう。
「認めよう、貴様には資格がある。マスターエージェントではなく、マスターレイスとして迎え入れよう。」
(マスターレイス…今現在になってはコードウェルに認められたエージェント達の事だ、俺みたいな都築京香に選ばれたマスターレイスは悪霊の主(ｵｰﾙﾄﾞﾚｲｽ)と呼ばれる様になる)
都築京香はこの後FHから離反、ゼノスを組織しウロボロス狩り等の活動を開始する。
彼女の真意は未だにわからないままだ。

FH

あれから数年が経った。
俺はFHエージェントとして活動を続けていたが里琴にはFHとしての活動は一切させず小学校に通わせていた。
マスターエージェントになったが俺に出来る事は戦うだけだった。
何回も戦った、何人も殺した。
それしか生きて行く道はないと思っていたし戦ってる時は心地が良かったから俺はこれでいい、そう考えていた。

ある日の事、 俺に仲間を殺された恨みを持ったUGNが襲撃して来た、運が悪くその場に里琴が居合わせてしまった。
その時の俺は里琴を無視してUGNと戦った、里琴はオーヴァードだかすり傷なら問題無いと判断した、俺はUGNを返り討ちにし追い詰め…トドメを指そうとした。
その時、後ろから里琴にしがみつかれ、里琴は涙ながらに「もうやめて」と懇願してきた。
まともな教育を受けず戦闘の中で育った俺は人間の姿をした獣だ、でもそれを人間に引き留めてくれたのが里琴、里琴はちゃんと日常を手に入れてあの地獄から人として歩み始めている。
この時、俺はトドメを指していたらきっと本当に獣になっていたのだろう、研究所から逃げ出して数年、俺はようやく隣に里琴がいると知った。

ヴェンジェンス・イズ・マイン

里琴が中学に上がりしばらくしたとき、俺の手伝いをすると言い出した。
俺は当然止めたが例の事があってから里琴なりにもう覚悟を決めたらしく俺の言うことを聞かなかった。
だが俺の任務は危険度の高い戦闘ばかりで流石に里琴を連れて行く訳には行かなかった、そこで俺はFHセルに所属する事にした。
その時に声を掛けてくれたのが、ヴェンジェンス・イズ・マイン。
UGNの暗部をターゲットにしたセルだった。
セルリーダーの神里は良くしてくれた、里琴の面倒を見ながら里琴に安全な仕事を与えてくれた。
俺への仕事もUGN絡みのモノだけにしてくれるようにマネジメントして貰え、更に俺は高校へ通う事になった。
最初の1年は全て上手く行ってる様に思えた。
だが徐々に里琴が元気を失くし弱っていった、俺は神里に里琴に何をさせているのか問い詰めた。
神里は里琴のレネゲイドの特異性を利用していた。
その力の反動を抑える為の薬の副作用で生じる毒素で里琴は弱っていた。
俺は里琴を連れてヴェンジェンス・イズ・マインを抜け、自分でセルを作った。
それが「涙の流れぬ世界(ファミリア)」

「涙の流れぬ世界(ファミリア)」

ヴェンジェンス・イズ・マイの追っ手を巻きながら里琴の毒を治す方法を探していた。
大嫌いなUGNに潜り込み症状を抑える事は出来たが毒を治療する事は出来ずにいた。
俺はUGNでオーヴァードアカデミアの事を知った、近年で規模を拡大化させたオーヴァードアカデミアなら里琴を治療出来る奴がいるかも知れないと俺は考え、オーヴァードアカデミアへの潜入の準備を整えた。
そして俺が18、里琴が16になった春、オーヴァードアカデミアへの転校を取り付けた。

オーヴァードアカデミア

オーヴァードアカデミアで目立つと不味いと思った俺はエフェクトを一切使わず試験を行った、結果Bランクのアタッカーになってしまった。
ちまたでは無能の剣豪の再来と逆に話題になってしまい反省した。
里琴はオーヴァードアカデミアでレネゲイドの侵食を止めれたが決定的な解決は出来ず、今も治療方法を探している。
学園に来て友人も出来た、高坂 陽夏とは仲良くなり上手くやっている。
転校から3ヶ月、治療法を探す俺は都市伝説を垣間見る。

履歴

成長予定
エフェクト
原初の虚「鼓舞の雷」 暴食の神蛇 有用原初系

狂気の沙汰 メモリー等

セッション履歴