容姿・経歴・その他メモ

元FHのUGNエージェント
・深緑の髪
・刈り上げ
・垂れ目赤目
・スーツ
・黒のカンカン帽
・喫煙者
・ニヤニヤした悪人顔
・ギザ歯
・左手薬指に指輪

・20年前にオーヴァードになった古参。18年間FHに所属していたが、2年前突然UGNにやってきた。
・リグルが裏切り者になった理由は霧谷雄吾にしか話していない。だから霧谷が話さないとリグルの過去は分からない。（口止めしているので多分話さない）
・霧谷は元FHのリグルの話を聴いて同情してくれたいい人。リグルにとってUGN内で唯一話が通じる人。
・春日恭二とは元仕事仲間。面倒な奴だとおもつている
・実験体の少女は後述

特徴/性格
・UGNのオーヴァードの事を人間と呼ぶ
・人を煽る
・一般常識が無い
・趣味は料理
・嫌いな食べ物はピーマン
・皮肉っぽい話し方


20年前、つまりレネゲイドウイルスが世界に拡散された時、生後間もなかったリグルは不幸にも感染・覚醒してしまった。その結果、両親やその他周囲の人々数名が幼児だった彼の能力の暴走により死亡している。
その後、リグルはFHによって回収されチルドレンとして約18年間所属する事になる。
FHにいたリグルはオーヴァード(化け物)として育てられた。心は無く、自分の手で命を蹂躙する時のみ「楽しい」という感情が生まれるのみであった。
2年前、そんな彼が突然UGNの門を叩いた。あるFHセルのセルリーダーの首と情報を土産に、自分をUGNに入れてほしいと。しかし18年間FHだったリグルによってUGNも被害を被っているため信用されず、あわや研究所送りにされるかという所で割って入ったのが霧谷であった。
そして、彼は霧谷に許可を貰い、戦闘力としてUGNに加入する事ができたのであった。

現在は18年間触れてこなかった人間社会に戸惑いつつも、楽しんで暮らしている。


実験体の少女について
ここから先は彼が人間になるきっかけの話。UGN内で知っている者は、霧谷程度である。
4年前、まだFHにいた彼は実験体の少女に恋をしたのだ。一目惚れだった。それが初めて彼が感じた"人間らしい感情"である。
それ以来、彼は隙をみて熱心に彼女の元へ通った。この時、名前のなかった彼にリグルという名をつけてくれたのも彼女だ。実験体であった彼女にとっても、リグルとの会話は楽しく、いつの間にか両思いになり婚約までしていた。
彼女は日常に強い憧れを持っていた。「いつか研究所を抜け出し、普通の女の子のように暮らしたい」と毎日のように言っていた。そしてその夢をリグルも叶えてやりたいと思っていた。FHを裏切ればUGNに保護されるしか生きる道はない。そう考えた彼はこの時点でUGNに売るための情報をかき集めていた。
しかし、別れは突然やってきた。
いつも通り仕事を終えて彼女のいる研究所セルにやってきた彼が目にしたのは、暴走した彼女だった。実験が終了し戦力として売却される為、故意を起こし力を増幅させられたのだ。
ジャーム化寸前の彼女がリグルに願ったのは、自身の死であった。このままでは大好きな日常すら壊してしまうからと、彼女は懇願した。
結果から言えば、彼は彼女を殺した。最後まで粘ったが、苦しそうな彼女を見ていられなくなってしまったからだ。
自分も彼女と共に死のうとも思ったが、彼女の最期の言葉がそれを許さなかった。
「あなたはどうか生きて。人間として私の分まで」

これが彼のこれまでの物語。UGNを黙らせた、雄弁な過去である。

細かい設定
コードネーム「クルックドマン」
直訳「曲がった男」、意訳「ひねくれ男」。由来は空間ごと捩じ切られた被害者が最期の景色が、歪んだ空間越しに見る歪んだリグルの姿である事から。彼自身の性格もひねくれているため「的を射ているなぁ」と思っている。元ネタはイギリスのマザーグース「Crooked men」。

教養について
18年FHにいたので一般教養・基礎教養はなし。少女と読んだ童話やマザーグースや、少女に教えてもらった（ちょっとずれた）一般常識しかない。

人間社会について
たのしい。自分が知らない事が沢山あって、美味しい物もたくさんある。FHにいた時より充実しているので、当面UGNを裏切る気はない。

履歴

リグルの行動について
・「人間らしさを知りたい」「人間になりたい」という目的がある
・人間であるUGNのオーヴァードに対しては友好的

今回のシナリオの目的
・春日の調査・撃破
・任務達成で功績を立て、元FHの汚名返上をする

セッション履歴