容姿・経歴・その他メモ

ストロベリーブロンドに染めた髪に褐色に焼いた肌、目を引く派手なメイクとどこからどう見てもギャルなFHチルドレン。
ノリよく、明るく、衝動的に。トモダチ大事、うざい大人はノーサンキュー―明日のことなどどこ吹く風で街をうろつく不良娘。
FH関連ではちょいちょいヨハンとその舎弟と行動を共にしているところも目撃される、そのくせどこのセルに所属してるのかも不明、具体的な任務も不明だが、あまりに風景に溶けているため、不審がられない。
総じて派手な割に謎、かつ印象に薄い少女。

正体は、UGNからの転向組、いわゆるリバースチルドレン。
大規模な機械化が施されたブラックドッグシンドロームのオーヴァードで、改造直後の混乱のままに逃げてきた。
明るく優しい本人とは裏腹に物騒な武装が満載された殲滅兵器で、その上、どうも本人の意志とは違うレベルで義体が動いている節があり、任務中は冷徹で一切の容赦がない。気付くと勝手に問題を"解決"してることもある。
どう見ても自分が厄ネタなことは自覚しているが、脱走以前の記憶をほぼ失っているため、せめて事情が分かるまでは！と成り行きで知り合ったFHの仲間に身を寄せている。
全国の学校根を張ってるUGNから逃げるために、ほぼフリーターのような幽霊学生として生きており、ギャルモーフもその一部
モーフとは言うものの、性格はほぼほぼ素で、組織より仲間のために動く情の人。実際はやや陰よりだが

脱走直後にふらっと入った天綿　陽の店でカブキに出会い、以来FHイリーガルとして活動する
陽とは実家の店のバイト仕事も与えてもらっており、紗耶にとって非オーヴァードの日常の拠り所で非常に大事に思っている

義体化について

両腕、季肋部から下、肋骨、脊椎、左眼から左脳にかけての頭半分が義体化。
武装は両腕にミサイルとブレード、謎の連結刃（ゾディポン）が脊椎代わりに埋め込まれており、特に後者は常時尾のように体外に張り出しているので領域で隠している。
自立機動めいた動きで戦闘行動を行うが、本人はハッキリ持て余しており、時々暴走させてぶち壊している（オーバーロード）
自動再生機能は付いているものの、特に脊椎剣は壊すと一定時間一切の行動が出来なくなる諸刃の剣
過去ヨハンを助けた時と、PC達と知り合った直後にしか使用していない。
戦闘用義体のため、偽装には優れているが感覚のリンクは鈍いため、自分の「生身」を実感できる食事時は彼女にとって至福のひと時
また、感情が高ぶると顔ごとドーンとぶつかりハグする癖がある。

義体と彼女の体には謎が多く、人体の聖域である脳も半分近く義体化しているが記憶以外の人格が損なわれていないこと
欠損部がまるで「別の場所に飛ばされた」かのように欠けていることから取り戻す手段があるのでは？と密かに望みを抱いている。

履歴

闇中新光探道行
大晦日の大騒動。初詣に繰り出した街で、陽を追って根の国で大立ち回り。

事件以降
喪ったものが一つ。天綿　陽にとってのフツーのトモダチ、高崎・紗耶
体が半分機械のバケモノであることがバレてしまった、彼女は変わらず接してくれるが、やはり世界は壊れたまま
でも、それでも変わらず笑顔を向けてくれる彼女を護れるように、心を決めた

得たものは一つ。かつての自身の記憶―あの日死んだ一人の少女、宮澤愛理の記憶。
スコーピオにまつわるいくつかのこと。義体のスペック、設計思想。もう終わってしまった日常の記憶
壊れてはいるが少しずつ取り戻しつつある。耐えられる強さをくれた仲間を護ると、心を決めた

以前の己には戻れない、わからないことが余計に増えた。でもだからこそ暗闇の先でも進めるように、イマを楽しむことにした。


……ああ、それと、よくわからないコトが一つ
あの日以来、ちょっとハカセの目を真っすぐに見れない。横顔なら、見れるんだけれど
コレは得たのか失ったのかー答えを見つけるには、もう少し先になりそうだ

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