容姿・経歴・その他メモ

「かぐや姫は私から生まれ、月に帰っていきました。
私はただのゆりかご。今の私は、ただの出涸らしなのです。
それでも、こんな私でも、いつか月に行きたいと願うのは、おこがましいことでしょうか。」

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かの有名な『竹取物語』の登場人物「かぐや姫」。
彼女はそれが元になったレネゲイドビーイング…ではない。
「かぐや姫」が出てきた光り輝く竹。それが彼女のオリジンなのである。

ずっと地上で、かぐや姫が生誕するまで根を張っていた彼女は、夜空に浮かぶ月に対して非常に強い関心を持っていた。
翁に拾われ、美しく成長し、月に帰っていったかぐや姫に憧れを抱いていた。
その憧れの心からかぐや姫と似たような外見をしているが、所詮ただの植物に過ぎない彼女の格好にはその華やかさや色鮮やかさはない。
それでも、自分もいつか彼女と同じように、月へ帰りたいと考えている。そこが本来の自分の居場所ではないのは、百も承知で…。

レネゲイドビーイングとしては生まれたばかりであり、心優しく真面目ではあるが少々世間知らずな面もある。
特技は「発光」。自身の体を光らせることが出来る。
この光のエネルギーをより活性化させて爆発させることで、堅牢な竹の破片をクラスター爆弾のように飛散させ、周囲の敵を一網打尽にすることが出来る。
ただし、これは彼女自身も絶命してしまう諸刃の剣。当然彼女はあまりこの能力を快く思っていない。
また、背中から日本の竹筒を生やし、光エネルギーでバーニアのように飛ぶことも出来るが、エネルギー充填に時間がかかる。
総じて、生まれたばかりという事もあって戦いには慣れていないが、その秘めた力は相当なものであることが伺える。

趣味は流しそうめん。チェーンソーの音を聞くと恐怖のあまり縮こまってしまう。

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