オーヴァードの間に生まれた子供だった。生まれる前の検査ではオーヴァードではなく普通の人として生まれる予定だった。

しかし、生まれた時の精神的要因によってレネゲイドウイルスが活性化。急激な体の変化によって、高熱が出て命の危機に瀕した。

そこで選択を迫られた。
生まれた子供は1人ではなかった。双子で生まれ、2人とも命の危険があった。
専門医は1人しかいない。助けられるのは1人だけ。本人に選択権のない出来事。

結果、生き残ったのは東冱だった。亡くなったもう1人は女の子だった。

決して誰にも罪のないこと。強いて言えばレネゲイドウイルスが原因だ。

この話を聞いた東冱は罪悪感を強く感じた。
この感情が彼の能力の覚醒へと繋がってしまった。

能力に覚醒した後、訓練をして能力を使いこなせるようになった。その頃には、任務を受けるようになっていた。
新人として追跡やジャーム討伐をしていた頃。配属する地域が決まり、3人の人物と知り合うことになった。

天城 剣磨と明星 玲奈と支部長に出会った。
突っ走りがちの同期と、諦めの悪い先輩、その2人を冷静に止める役割だった。最初は面倒に思っていたが、一緒に行動しているうちに悪くない気がしていた。

熱い人は嫌いじゃない。自分も少し熱くなれる気がしてくるから。

ダウナー系。いつも冷静。若干天然。

極度の寒がり。覚醒して体自体は熱に耐性はあるが、温度変化に敏感になり、特に寒さを強く感じるようになった。
能力が基本的に氷を発生させるからあまり好きではない。
夏でも厚着をしてる。マフラーは必需品。

・好きなもの
夏、ホットココア、毛布、お風呂、こたつ。
・嫌いなもの
冬、アイス、クーラー、寒気。