容姿・経歴・その他メモ

　成績優秀健康優良不良少女。学校を休みがちだが身体が弱いわけでもなく、学校をよく休んでいるがテストの成績は良い。髪をきちんと切り揃えているがピアスを着けている。特に喧嘩が強いという訳でもないのに不良に絡まれるような事をする。
　そんな彼女の本質は、ロックンロールとアートの爆発的な精神作用できっと世界は平和になるし、ヘビーメタルは近い内にガンに効くようになると考えているタイプの、夢と理想と反骨精神の申し子のような少女。
　ちょいちょい音程がトブけれど歌が上手く、しょっちゅう手元が滑って変な感じになるがアートも上手くてセンスが良い事から彼女をリスペクトする不良も多く、不良連合という不良のネットワークからは一目置かれている。


　物心ついた時から父親が居なかった。母親は家を空けがちで、一人で過ごす時間が多かった。
　音楽番組と動画投稿サイトの『歌ってみた動画』を見て育ち、ロックンロールに憧れて育った。そんな彼女は当然のように反抗期に激しく母に反抗した。
　そして、14歳の頃。家で番組を見ていた所へ、母が血塗れで帰って来た。
　母はUGNのエージェントで、子供を巻き込まないように慎重に働いていた。家に血塗れで帰って来て、謝罪の言葉を繰り返す母に、何も言えなかった。
　救急車を呼ぶ間も無く現れた闖入者と、母を罵倒するような言葉を聞いて、彼女は

　キレた。

　怒りを具現化したような猛烈な炎、太陽のような業火の球体で闖入者を追い払い、家を燃やした。猛烈な炎は鎮火する事が出来ず、僅かに意識を取り戻した母に言われるままに球体を『空間に開けた穴』へとしまい込んだ。
　母が元々UGNのエージェントであった事もあって、チルドレンに登録される……ハズだったが、骨の髄まで染み付いた反骨精神はチルドレンに登録された二日目には登録を抹消されてイリーガルに登録変更されるに能うほどだった。
　現在はエージェントとして活動する母に一定の理解を持ちつつ、自立する為の軍資金を稼ぐ為にUGNのイリーガルエージェントとしてアルバイト感覚で活動をしている。
　母とは一つだけ、約束をした。世界の平和を守る為にだけ力を使う事。具体性は全くないし、判断基準は主観のみ。しかし本人曰くに、この約束を破った事は無い。




能力：恒星に匹敵する熱量を発揮する火球を出し入れする事による、遠隔に火炎を発生させる能力。
　彼女の魔眼は火球である。その熱量は膨大であり、発生当初から現在に至るまでその熱量は膨らみ続けている。それを異空間へ閉じ込める事で抑え込んでおり、その異空間との扉を開く事によって相手を火炎で巻く。空間制御に卓越した能力を発揮しており、周囲の相手を魔眼を抱えている空間に一瞬だけ出し入れする事で『恒星炙り』にする事も出来る。

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