容姿・経歴・その他メモ

「アルタイル・ウェルロッド。...何だ、自己紹介にこれ以上が必要か？」

「やるなら手短に、端的に、だ。不要と断ずるつもりはないが、無駄は極力省くべきだろう」

「俺にとって貴公と"争い、勝つ"ことは困難だ。だが貴公に"負けない"だけならば、これほど簡単なこともない」



▼パーソナリティ

欧州の小国、アストラの王子だった青年。
現在はある事情により王家の立場を捨て、日本で暮らしている。

UGNに所属しているわけではないが、とある研究材料を提供することと有事の際に協力することを条件として
UGNの後ろ盾を得ている。

鋭い目つきと冷ややかな雰囲気が特徴的で、近寄りがたい印象を受ける青年。
本人も自分の仏頂面を自覚しており、積極的に他人に歩み寄ることはほとんどないが、
一方で教えを請われれば丁寧に付き合ってくれるなど、意外と世話焼きな一面もある。

『面倒なことは極力しない』『身の程を越えた範疇には介入しない』が信条であり、
自ら進んで物事に介入しようとはしない。
関わらざるを得ない事象や問題については極力効率よく処理しようとする、ある種の効率厨。

趣味は読書。ジャンルを一切問わず、小説に始まり実用書、啓蒙本から果ては資格教材までなんでも読む。
知識を得るという行為を好み、その知識が自らに必要不必要であるか関係なく、
既知、いいかえれば自身の可能性を無差別に広げたがるなど、スタンスに反して意外と無駄の多い生き方をしている。
日本に来てからは頻繁に資格を習得しており、もはや趣味の一部と化している。

UGNに協力する際にはもっぱら後方支援の人員として作戦の立案や行動時のオペレーターを務めており、
生来の優秀な頭脳と膨大な知識、そして若年ながらも豊富な経験から多くの成績を残しており、
極めて優秀な人員として認識されている。
本人は「出来ることをやっているだけだ」と述べているが、周囲からの評価は非常に高く、
イリーガルではなく正式にUGN職員として何度もスカウトを受けている。
しかしながら一向にイリーガルとしての立場を崩すつもりはなく、スカウトを断り続けているようだ。


▼能力

シンドロームはブラムストーカーとノイマンのクロスブリード。
生まれついてのオーヴァードであり、膨大な知識を会得しうる記憶力と多角的な視点から解を導く判断力は、
先天的な才を後天的に伸ばしたことに起因する。
また、とある事情により血液に特殊な調整が施されており、本来ブラムストーカーが有する体内・対外での
血液操作とは別に、自身の意思で血液をある程度変異させることが出来るという、
ある種のエグザイルのような性質を有している。

後方支援の人員としては優秀な反面、戦闘は不得手。
持ち前の頭脳を活かして瞬間的に戦術を組み立てるのは一級のオーヴァードにも引けを取らず、
血液操作の練度自体も高い一方で、根本的にレネゲイド出力が弱いという欠点がある。
作り出せる血液の量が少ないため、体外での血液操作に比重を置きすぎるとブラムストーカーであるにも関わらず
貧血に陥るリスクを抱えている。

そのため滅多なことがない限りは前線で戦うことはまずないが、やむを得ず戦う必要がある場合は
周囲の状況や敵の認識の隙、限られた出力のレネゲイド能力など、自らの切りうる手札を極限まで駆使して
敗北の可能性を排することに努める。

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