『霧島一刀流・十三代目』となるべく両親によって鍛えられ、16歳にして皆伝のレベルまで到達する。
　しかしそんな鍛え上げた彼を遺して両親は事故で亡くなってしまう。
　ただ言われるがままに身に着けてきた戦闘技術の振るう先を知らぬまま、花は在野の荒事屋として路傍に咲いた。
　数年間の経験を経て、彼は薙島 一樹と出会い、やがて面倒を見てもらうようになる。
　親愛の情のようなものは芽生えかけていたのかもしれない。
　それを知る前に薙島 一樹はFHとの戦いで限界を超えて2年前に彼の前から消えた。
　UGNと専属契約をするようになったのはそれからだ。
　ただ『彼の影を追う』、その目的に無自覚なまま、今の彼はUGNイリーガルとして戦っている。

　裏社会で脈々と受け継がれてきた必殺魔剣。
　オーヴァードでなければ扱えず、レネゲイドを扱う存在を殺す剣術。
　これを編み出したのは同輩の『対抗種』に比肩しうる攻撃能力を磨くためだったとされている。
　椛は凄まじい才覚と鍛錬で数々の技を身につけたが、たったひとつ、今でも使うことが出来ない奥義があるらしい。

PC④：UGNイリーガル（探偵や警察など）
ロイス："刀狩り"薙島 一樹
あなたはUGNに協力するオーヴァードだ
かつてあなたの同僚（友人や恩師などでも可）であった薙島は、FHとの戦いに際し、自らの力の限界を超えるために闇に消えた。
消息を絶っていた薙島の発見連絡があり、あなたが訪れたG市では通り魔事件が発生していた。
何か嫌な予感がする。
そう思ったあなたは通り魔事件の解決に協力する事にした。