容姿・経歴・その他メモ

どこにでもいるごく普通の高校生。

ただ幼少期からちょっとオカルト的な事件に巻き込まれやすく、両親は都会の方が曲幌にとっては暮らしやすいのではないかと、高校から東京近郊の学校に進学させた。

高校からは一人暮らしを始めるが、都会は田舎と違って近代的でオカルティックなことなんて何もなくのどかで、そして刺激的なごく普通な高校生活を送り青春を謳歌している現在進行形！・・・なわけもなく、高校生になってからも事件に巻き込まれやすい生活は治らなかった。それどころかオーヴァード事件に巻き込まれるようになり、両親が想定したのとは真逆どころか中学までよりも波乱万丈の生活が始まってしまった・・・。

最初は路地裏でおこるちょっとした事件、見るものによればちょっとしたレネゲイドの影をかすかにみることができるかもしれない事件に巻き込まれるだけだったがしだいにUGNやFHなどと関わるようにもなり、さらにはゼノスとの交流まで得た。そんな中、事件解決に奔走するうちにいつの間にかただの協力者やUGNイリーガルではなく、UGNエージェントとして（支部長により勝手に）登録されていた。

本人としては友人や関わった人びと、恩を受けた人々と普通に笑って過ごしたいだけなのだが・・・。

つい最近巻き込まれた事件では、その首謀者であったゼノス所属のレネゲイドビーイング・イシュタルと対峙し、これを撃破する。
事件や戦いの中でイシュタルの心を、レネゲイドビーイングの行動原理を知った曲幌はイシュタルに手を差し伸べ、その手を取ったイシュタルと共生関係となる。

イシュタルは傲慢でわがままなレネゲイドビーイングであった。数多くの事件に巻き込まれているとはいえ、あくまで田舎から出てきた一般庶民精神の一男子高校生とは感覚が違いすぎる。互いへの理解や思いやりは、事件での対立を経てどんな関係よりも深いものになっているが、その分遠慮などは一切なく、全力で衝突するためよくケンカする（だいたい曲幌が謝ることになるのだが・・・）。

曲幌の戦闘スタイルは基本的に素手で、拳を用いたものだった。
イシュタルと共生するようになり、彼女から戦い方などを手ほどきされ、日本刀を握るようになった（日本刀を選んだのはなんかかっこいいから。修学旅行で木でできた剣を買う小学生と同じである。ちなみにイシュタルは宝石剣を熱望していたが予算の都合上曲幌は渋い顔をしたし、UGNで支給してもらえないか聞いてみたらちょっと怒られた。）
付け焼刃の戦闘術とでたらめな剣術をイシュタルの助言で何とかつないでいる状態である。

曲幌が日本刀を選んだのは何もかっこいいからだけではない。日本刀だと峰打ちができると考えたからである。
曲幌が戦うのはあくまで事件解決のため、倒して無力化するためであり、痛めつけたり殺したりすることが目的ではない。
今は対立していても、いずれきっと手を取り合える。そんな未来のために戦うのである。

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