■■■　設定

UGN所属のレネゲイドビーイング。「メリーさん」とも呼ばれる。
人間になりたいレネゲイドビーイング。
人間体は鋭意練習中で、まだ長時間人間の姿を維持するのが難しい。そのため、普段は少年少女、２つの人形に体を分けて省エネしている。人形の身体は生身ではない分、一から人間を真似るより楽らしい。
侵蝕が上がりレネゲイドが安定すると、顔の隠れた金髪の青年が現れる。
憧れの人間社会に飛び込み、出会ったヒトたちの仕草を観察して日々勉強中。
執着の対象である「人間」にのめりこみ視野が狭まることも多いが、決して呪いの人形のように人に害なす存在ではなく、一途に人間のためを思って努力している。
いつか再び人間の友達になるのが夢。

■■　レネゲイドビーイング:Partir, c’est mourir un peu.(アヴェク・トワ)

オリジン:ミネラル。捨てられた人形のなれの果て。
かつて人形だった時に人間に捨てられ、意志を持って彷徨っていたところをUGNに拾われた。
自分が「おもちゃ」だったから主人に捨てられたものだと考えており、再び主人と「友達」になるために人間になりたいと願い続けている。
ただし、ヒトとレネゲイドビーイングは「隣人」であり、決して同じ存在になることはできない。
何をしてもどうやっても人間になれない自分に憤り、自らのオリジンを疎みながらヒトの真似事をしては失敗する壊れたマリオネット。
人間姿は顔をうまく再現できていないため、布を被っているのっぺらぼう。
人間の複雑な表情を理解できていないのと同時、彼自身が一番見てきた顔である「主人」の記憶が薄れていることも意味する。

Partir, c’est mourir un peu...さよならは小さな死
アヴェク・トワ...avec toi/あなたと共に

名前の由来は持ち主が最後に自分に「ありがとう、さよなら」と声をかけたため。

■■■　その他の設定

髪

金

瞳

緑

肌

白

一人称/二人称

「私」→「僕」/「貴方」　口調　

・有名な都市伝説「メリーさん」とは関係がない（出自が違う）が、境遇も名前も似ているのであだ名にされがち。
・本体が大人の姿を再現しようとしているのは、人間が成長することを知っているため。
・顔がないため人形はしゃべれるが本体は喋れない謎現象が起きている。本人は身振り手振りでコミュニケーションをとる。
・捨てられた理由は、成長した持ち主が年齢にそぐわなくなった人形を手放しただけ。「おもちゃだから捨てられた」と言うメルシーの推測もあながち間違いではない。古びた人形を処分した、ただそれだけの、ありふれた別れ。

■■■　経験シナリオ

■■■　友人・知人

　□　「ダンスマカブル・アンソムニィ」

”空戦士(ハイウィンド)”我登 竜吾(がとう りゅうご)

セッション履歴