容姿・経歴・その他メモ

特殊な変異レネゲイドに感染した少女。

レネゲイドがばらまかれた20年前……人だけではなくレネゲイドウィルスの環境も著しく変化した。
その為、いくつものレネゲイドが変異し、その一つが楓花に感染した。
このレネゲイドの特殊性は、古代種ウィルスのように感染した対象の成長と老化を停止させる。
その力は古代種ウィルス以上で、覚醒前の状態でも成長を止めてしまう。

20年前のウィルス散布のすぐ後に感染した楓花は、小学6年生のまま時が止まってしまった。
最初は成長障害と思われていた楓花であったが、なんの異常も発見されずただずっと小学6年生の時と同じ姿のままでいた。
その状態は、普通の人には異形と見られても仕方のないものだった。

そもそもの話、彼女は親戚一同から良く思われていない。
彼女は母親が若い時のやんちゃな時代の時に授かった子で、父親も分からない。
親戚から避難された楓花の母親は、精神を病んで心を閉ざして引きこもってしまう。
そんな母親と楓花は親戚のお世話になる事になる。
しかし、そんな事情の彼女らが快く思われる訳もなく、肩身の狭い生活を送る事になる。

そんな環境の中、不老となった少女。
年月が経つにつれ不気味と思われ、より親戚の態度が悪化していった
「バケモノ」と蔑まれ、罵られる日々を送っていた。

高校1年生の時、楓花の不満は爆発した。
怒りのまま暴れる少女はそのまま覚醒し、当時住んでいた家を半壊させる。
幸い死者は出なかったが、親戚との関係は修復不能なものになった。
この事件の時にUGNに発見され、保護される。
保護状態からそのままUGNに入り、彼女は一人立ちしていった。

しばらく時が立ち、根は真面目な彼女は支部長を任されるほど成長した。
貯金もコツコツと貯めていた為、これを機に彼女は小さい頃の夢だった自分のお店を持つ決意をする。
少し怖かったが、隠し事が嫌いな彼女は年齢を隠さずに店に立つ事にした。
また「バケモノ」と蔑まれるかもしれないと彼女は思っていたが、「リアルロリババア」と一部の人に好評であった。
自分に純粋な好意を向け、ファンとして常連になってくれたお客様たちを彼女は誰よりも大切にしている。

お店とは別に、UGNの仕事はきちんとこなしている。
二足の草鞋ではあるが、優秀な人物としてUGNでは評価されているほどの成果を出している。
ただ、後方でふんぞり返る事を彼女はよく思っておらず、出来るだけ自分で現場の調査に向かう猪突猛進な所がある。
戦闘時の彼女は、風を操り圧倒的な暴力で敵を粉砕する。
彼女がキュマイラで変化する動物は、既存の生き物でも伝説上の生き物ない「名も無き怪物」である。
無名とい言ってもその力は本物で、強力な戦闘能力を有する。

履歴

成長①
肉体＋2（20点）
白兵＋2（4点）
イージーエフェクト「彼方からの声」（2点）
イージーエフェクト「軽功」（2点）

セッション履歴