「今回も疲れたーー。私なんでこんな所を歩いているのよーーー。
資料整理と…やっぱり放任は良くないのかなぁ？」
と彼女はゆったりと資料整理をしている。
まぁ、ポーションのデータは集まったし良しとするかぁ…
そう言って彼女はゆったりとしている。
今回はしっかりと歩き回れて、最近賢者の石に覚醒した彼の現状も見れたし、わりかし良かったことかもしれない。

そうして、仕事もおわり家に帰ったら。
いつもの彼女の声が聞こえる。
「リア～～～～～帰ってくるの遅いよぉぉ～～」
「まったく、有栖だって遅いんだからお互い様でしょ…？」
「それはそれ、これはこれ。まぁでも、今日は支部長の仕事があったみたいだししょうがないか…んで、ご飯は？？」
「はぁ…もーーー、この水でも飲んでなさいーーーー！！」
いつもの彼女の声が聞こえる。そのつかの間の平和はいつまでも続いて欲しい…それだけは彼女が思う唯一の1番強い感情なのだろう。

ダイナソーワールドで恐竜を見たリアはひとつの愚行を思いつく。
｢あの恐竜を私たちの手で救おう！！｣
｢ね？？いいでしょ？？｣
その他の職員は困惑する。
｢まかせて！私とあの人の力があれば、より安全で誰も来ないダイナソーワールドを作ってみせる！｣
そう言って彼女は安心安全のダイナソーワールドを作るのであった！

「もーー、全く！最後の学園祭なのにまさかこの日にファルスハーツが悪いことするの本当に許せないわよねー！」
彼女はひとりぶつくさと文句を言う。
「まぁ、でも間に合ったし一生懸命楽しむぞーー！！」
そう言って彼女はひとり駆け込むのであった。
「ごめーん！まったーー？？」
「やっときたわね。」
「リアっちサボってたんだから最後ぐらいまともにやりなさいよー！」
「えへへ、ごめんって！最後の学園祭だし、しっかり楽しむんだから！」
そう言って彼女は最後の学園祭を楽しむのであった。

｢はぁ…｣
とため息をはく。
｢どうしたのですか支部長｣
と職員が聞く。
｢最近さ、UGNから離脱する人とかいるじゃない？｣
｢ぇぇまぁ、それは心変わりもあるかと思いますが。｣
｢そうよ！心変わりしたなら、抜けても良いのよ！でもさ、なんで私に報告しない！｣
｢ぁぁ…｣
そのまま少女はガミガミ話す。
｢抜けるとかそこはどうでもいいの！離脱するなら離職票の1つや2つは置いていきなさい！｣
｢ぁぁ、そういえばそうですね。｣
｢でしょ！！まったく…近頃の人間はそんなことも出来ないのか…いや…むしろ人間ではない？？？｣
｢それはないと思いますが。｣
｢そっかー…｣
｢まぁ、良い場所を作ればいいと思いますよ。｣
｢それはそう！さてと、この仕事は押し付けて帰りますか。｣
少女は帰る。帰るべき場所がある。
それは1人の少女が作り出す監獄…？
｢ただいまー！！｣
｢りあーーーーーー！！もうやだーーーーー！！｣
｢はぁ…問題児がここにももう1人｣
｢えーーー！！りあも問題児でしょ？？｣
｢はぁぁぁ！？！？いくら有栖でもそれは許されないよ！｣
｢えー、そんなーありすはわるいことしてないもーーん！｣
｢うむぅ…もうエナドリ作ってあげないもん！｣
｢それはダメ！！ありすもうがんばれない！あれは依存する！｣
｢それならもっとダメじゃん、最近有栖は働きすぎじゃない？｣
｢いやー、この時期忙しくてねぇ…まぁでもりあが居るし問題ないよ！大丈夫、ありすに任せてね！｣
｢倒れられても困るんだけど…まぁ、頑張れるなら頑張ってね！｣
そう言って今日も平和な一日がすぎる。
次に起こる【賢者の石】を求めた決戦の時まで…