容姿・経歴・その他メモ

小学5年生になるまでは普通の人と変わらない生活を送っていた。優しい両親がいて学校へ行けば友達がいた、そんな小さな社会で生きていた。が、その日常は一瞬で崩れ去った。自分は普通じゃなくなっていた。最初は小さな物を浮かせたり沈めたり出来る程度だったが日に日にその力でできることや出力が増加していった。
もう隠し切れないと考え両親にこのことを打ち明けると最初は笑って流していたが力をみせるとまるで殺人鬼を見るような顔で自分を見てきた。近づこうとしても拒絶された。それが悲しくて怖かった・・・が、それはすぐに別の感情へと変わっていった。最初は自分を受け入れない両親に苛立ちを感じるだけだったがその感情は明確な怒りへと姿を変えていった。そうなったらやることは一つだけしか考えられなくなった。「嗚呼、もういいや潰しちゃえ」。その後のことはよく覚えていないが、気づいたころにはレネゲイドウイルスの反応を感知し駆け付けたUGNエージェントに手を引かれていた。これが誰であったのかは覚えていないが手の感触だけは忘れることはない。正気に戻った時には自分がしでかした事の重大さに気づき錯乱していたがそのエージェントが慰めてくれていたのもよく憶えている。
それからはUGNで保護されて霧谷雄吾が後見人となりチルドレンとなるための教育を受けることとなった。
現在は正式にUGNチルドレンとして活動している。日本支部に所属しており基本的に霧谷の指令で動くことが多いがそれ以外からの命令を聞かないなどはなく普通に過ごしている。ただ性格に当時の影響が表れたりなかったりで若干情緒不安定である。そのせいか人間の好き嫌いがはっきりしており嫌いだと感じた人には滅茶苦茶冷たくあしらうし殺意も向ける。そんな敵味方に容赦のないことから｜情無し《シュガーレス》と呼ばれる様になったが彼女は結構気に入ってるらしい。
何よりも自分が嫌いな為名前も本名じゃない、本人曰くサヨナラしたとのこと。
彼女の癖と言うか初対面の人と会った時には必ず握手をする。
彼女が今生きているうえでの目的は贖罪と握ってくれた人を探すことである。
トレードマークは丸眼鏡といつでもかぶっているニット帽と薄紫色のもみあげ。

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