容姿・経歴・その他メモ

大きなマスクで顔の下半分を隠した痩身の若い男。
自称ドイツ人。身体の一部を機械換装しているため、身体が非常に重い。
かめはめ波を撃てるようになるためにはるばる日本へやってきた。なお、現在はドラゴンボール熱は冷めているため、もうかめはめ波のことは忘れている。

『なんでも屋』を営んでおり、迷子猫探しから怪しい箱の運搬まで、オーバーライト本人が「楽しそう」と判断した仕事のみ引き受けているらしい。
荒ごとも得意。
死と生の間にあるスリルにしか生を見出せないスリルジャンキー。常にニヤニヤ笑いを浮かべ、楽しいことがないか探している。

突き抜けて反社会的というわけでもなく、一応UGNから怒られないラインは見極めているらしい。


◆ 出自
本名はHelmut Witt／ヘルムート・ウィット。
ドイツの裕福な家庭の生まれ。両親とも政治家で、ヘルムート自身も両親に恥じない大人になるべく教育を施されていた。ヘルムートは生真面目で成績優秀な学生に育った。


◆ 覚醒
16歳の時、身代金を狙った犯罪者から人質として誘拐される。犯罪者たちは、金が手に入ろうが入らなかろうが、自分達と接触してしまったヘルムートのことは初めから殺すつもりでいた。
ヘルムートは、『遊び道具』にされ、惨たらしく殺されたらしい。「らしい」というのは、この時の出来事を覚えている人が誰一人としてもうこの世にいないからだ。

オーヴァードとして目を覚ましたヘルムートの体の傷はすっかり癒えていた。しかし心はどうだろう。彼は直前まで自らを苛んでいた死の恐怖により半狂乱に陥り、誘拐犯を殺害してしまったのだ。

その後、UGNヨーロッパ支部に連行されるが、到着する頃には死の恐怖だけでなく、他人を殺害したことへの強い罪悪感から茫然自失となり、コミュニケーションが取れない状態になってしまった。


◆ 新しい体の主
数日後、これまでとうって変わって、ヘルムートは朝から機嫌が良さげに鼻歌を歌っていた。しかし、「ヘルムート」と呼びかけても返事はない。再度呼び掛ければ彼は目を細めて「オレはヘルムートじゃない」と答えた。
彼は言った。「ヘルムートは死んだ。実際にはまだ生きてるけど、外を怖がってて出てくる気がない。実質死んだようなモンだろ。」「それで代わりにオレが生まれた。だからこの身体はオレのモンだ。」

◆ 『上書き保存』
ヘルムートの身体に生まれた新たな人格は、『オーバーライト（上書き保存）』と名乗った。
名前らしさに興味はなく、ただヘルムート・ウィットの存在を上書きしたことを象徴するためだけにその名を名乗ったのだ。
ヘルムートの特徴であった唇の傷跡をマスクで隠し、頭髪は真面目なヘルムートからは想像もできないほどパンキッシュな色に染め上げた。
自分をヘルムートとして扱われることを嫌っている。
派手で楽しいことが大好き。
喜怒哀楽の楽以外が欠落している。

◆ 衝動『恐怖』
オーバーライトは死と生の狭間でしか感じられないスリルを楽しんでいるが、時折強い恐怖に襲われることがある。
オーバーライトという人格によって堰き止められていた死への恐怖が溢れ出すのだ。

◆ 記憶喪失
オーバーライトには、誘拐事件以前の記憶がない。
また、恐怖衝動に駆られた際の記憶もオーバーライトには残らないらしい。

◆ 機械の身体
誘拐事件の際に負った傷により、一部の神経が機能しなくなってしまった。そのため電気細胞によって身体を機械化し、神経を介さない方法で身体を動かしている。
脳の一部も機械に置き換えられており、元々の脳と機械の間で生まれた齟齬がオーバーライトという人格が生まれた原因の一つとして考えられている。

履歴

▼戦闘の動き方

・自分の行動順が来た時
　マイナーアクションのタイミングで《インフィニティウェポン》+《イオノクラフト》で接敵＆武器を作成
　接敵後、《コンセントレイト》+《アームズリンク》+《雷光撃》+（ギガンティックモード）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（+《MAXボルテージ》+《バリアクラッカー》）のコンボで範囲攻撃
　《ギガンティックモード》の効果で自分の行動が終了した時、使用した武器は破壊される。

　
　自分の侵蝕率が80％以下の時、《MAXボルテージ》と《バリアクラッカー》は使用できない。
　80％～100％の時に1回。100％以上になると使用権が+1回される。
　攻撃力を+10し、その判定のダイスが-1個される。
　相手の装甲値やガードを無視して攻撃を行える。

セッション履歴