容姿・経歴・その他メモ

「プレアデスシリーズはボクで完成形だ。これ以上はいらない」
「これまで六回も殺して生まれて殺して死んでを繰り返してきたんだ」
「だからボクは生き残り続けないといけないんだよ」
「たとえ、裏切り者になったとしても――――」

一人称:ボク
二人称;お前
三人称:彼/彼女

趣味：ルービックキューブ、ネイルアート、量産型殺し
好きな物：自分、黒色
嫌いな物：UGN、量産型、己の存在意義
苦手な物：鏡


性格:
１番目の"ぼく"。
ただ無邪気に生誕を喜び、己の思うままに生きた。
２番目の『わたし』。
命を与えられた意味を知り、その裏側に怯え続けた。
３番目の[オレ]。
己の居場所を求め、我武者羅に叫び足掻いた。
４番目の【我】。
運命を受け入れ、次の己のために命を費やした。
５番目の《拙》。
己の終わりに気付き、現実を見ることを拒否した。
６番目の「アタシ」。
全てに身を委ね、思考し藻掻くことを放棄した。

そして生まれたのは、７番目のボク。
無邪気で臆病、大胆で盲目、内気で無口な、ボク。


生い立ち:
量産型人工オーヴァード「Model-Pleïades」、通称「プレアデスシリーズ」第七世代のアーキタイプ。
プレアデスシリーズは最初の一機が生み出され、その一機をコピーした量産型が複数体生み出される。
量産型の中から最も優れた成績を残した一機をチューニングし、次世代機のアーキタイプが鋳造される。
そうして生まれた後継機の最初の仕事は、型落ちとなった前任機の処分となる。
これを七度繰り返して生まれたのがクロエ・セブンス=プレアデスであり、現在、彼女をコピーした複数体の量産型が存在する。
クロエはいずれ自身にもその運命が訪れるであろうことを悟ると共に危惧・嫌悪しており、高い評価を受けている量産型を任務にかこつけて秘密裏に破壊している。
その意識ゆえに態度は厭世的かつ皮肉屋。相手に気を遣ったコミュニケーションなど思考の埒外で、必要性さえも感じていない。
だがこれまでの六機、特に直接対面した「アタシ」の特徴は色濃く受け継いでおり、時たま見せる社交的な面や嗜好などに顕著に反映されている。


能力:
プレアデスシリーズは鋳造の度に後継機へと能力と記録が継承される。
シリーズ全体を通してのコンセプトは第一世代の時点で決定づけられており、概要は「ウロボロスシンドロームを有効に活用した白兵戦闘専門機」。
"ぼく"『わたし』[オレ]がそのコンセプトに従い基本形を完成させ、【我】《拙》「アタシ」がそれを仕上げた。
クロエはそれら力の使い方を熟知しており、卓越した近接戦闘能力・生存能力を誇る。


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