容姿・経歴・その他メモ

髪

黒

瞳

赤紫/青紫

肌

「私が胡蝶辜葵だよ。知りたいことなら何でも聞いてくれ、出来る限りのことは教えてあげよう。なんなら私と共に未知を解き明かしてみるかい？なんてね」

「レネゲイドは我々研究者にとって最高の研究対象さ。なにせこれほど短いスパンで進化を繰り返すんだ、それの到達点を知りたいと思うのは当然のことだろう？さて君は一体何処へ辿り着くのかな」

「あらゆる真理を、真実を詳らかに。故に私は"詳らく者"。...まあ残念ながらこれから君に見せてあげるのは真理ではなく────格の違い、というやつだけどね」

経歴

かつて神童と呼ばれた研究者。
両親共に研究者の家庭に生まれ、その才を存分に受け継いだのか小～高校を次々に飛び級し11歳で大学に入学。その後も数回の飛び級を重ねたのちに14歳で博士号を得る。専門分野は生化学。
ひょんなことから設立当初のUGNから声がかかり、アールラボの前身でレネゲイドの研究に携わることになる。研究の最中自身もレネゲイドに感染し、オーヴァードとして覚醒した。
レネゲイドについての知識が黎明期であった頃にオーヴァードの遺伝子配列についての研究を突き詰め、非オーヴァードとオーヴァードの全ゲノムの比較の結果オーヴァード特有の遺伝子領域の発見、ならびにその遺伝子領域を増幅するための理論を体系化するに至るといった快挙を為しており、その筋では名が知られている。

約11年前に極秘裏に計画されたプロジェクト・アダムカドモンにも召集されており、研究者と被験者、両方の立場で計画に協力していた。その際にはオーヴァード特有の遺伝子配列からさらに個体特有の能力を発現する遺伝子部位を抽出し、人為的に作成したプラスミドに組み込むことで「後天的に異なるシンドロームを発現できるか」を自らの肉体も用いて実験していた。
その結果、彼女自身は後天的に疑似的なウロボロスシンドロームを発現する、世界でも稀有な例となる。しかし彼女以外に成功例は生まれず、再現性は得られなかったため研究としては失敗。プロジェクト・アダムカドモン自体も頓挫したため当時の研究はそこで打ち止めとなった。

その折に計画を隠蔽したUGNの方針に反りが合わず、UGNから離脱。そののちに出会った九 未知花と意気投合し、彼女の研究所で研究に着手する運びとなった。

パーソナリティ

中性的な雰囲気の妙齢の女性。
未知を解き明かすことを自身の人生における至上の命題としており、様々なことを試したがる行動派。探求のためならば自分自身の肉体ですら自己改造するほど。

普段は気さくで明るい性格。他者との関わりに積極的で人当たりが良いが、未知を解明するために物事に前のめり気味になることもあり、研究者基質であるため時には一方的に捲し立ててしまうことも。
一方で物事を深く推察する思慮深さと慎重さも同時に持ち合わせており、時折的確に核心を突いてくるような言動など底知れない一面もある。

UGNを辞めたのちに自身に拠り所を提供してくれただけでなく、自らを省みない胡蝶の在り方に心を痛め、案じるが故に叱ってくれた未知花のことは誰よりも信頼する友人としており、彼女の理念を誰よりも尊重し自らの知識や研究の成果を惜しむことなく出来得る限りの協力を行っていた。
現在の研究命題は「レネゲイドを次世代エネルギーとして確立できるか」。これは非オーヴァードとオーヴァードの隔たりなく誰もにとっての「よりよい明日」を作るため。

未知花が命を落とした件については深く心を痛め悲しんではいたがその死の裏にある不審な点にいち早く気付いており、その真実を明らかにするべく事件の直後から記者として「YW」とともに様々な調査を行っている。

シンドローム

エグザイルとウロボロスのクロスブリード。

普段は右耳に付けているアクセサリーを握り締め、それを核にして骨で形成された弩による射撃攻撃が主な戦闘スタイル。
ウロボロスシンドロームによる補助により周囲への被害を低減したり、作成した弩のレネゲイドを活性化させることでさらなる破壊力を生み出すなど、多彩且つ極めて高い戦闘力を持つ。

本業が研究者でありながらこれほどの戦闘力を持っている理由として、前述のように後天的かつ人為的にシンドロームを変異させた貴重なサンプルでもあるためしばしば身柄を狙われており、自己防衛、ひいてはそういった勢力への牽制の意味合いもある。

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